高校生が語る「受験サプリ」活用術、講義動画が高い評価

 スマートフォンやタブレット、パソコンを利用して大学の受験勉強ができるサービス「受験サプリ」、利用を始めたきっかけや受験を控えた高校生が実施にどのように利用しているのかなど、現役高校3年生2名に聞いた。

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「受験サプリ」を使った学習の様子
  • 「受験サプリ」を使った学習の様子
  • 「受験サプリ」のテキスト
  • 講義動画はスマホとイヤホンで視聴
  • 隙間時間は「暗記カード」を使って勉強
  • 隙間時間は「暗記カード」を使って勉強
 スマートフォンやタブレット、パソコンを利用して大学の受験勉強ができるサービス「受験サプリ」。具体的な活用方法や効果など、実際に利用している高校3年生の2人に聞いた。

--「受験サプリ」を知ったきっかけ、利用しようと思った理由を教えてください。

山田さん(女性・仮名):受験サプリを知ったのは、高校2年生の秋で、学校の進学だよりを通じてでした。大学受験をするには、予備校に通うのが当たり前だと考えていたのですが、費用面で親に反対されてしまいました。受験サプリは月額980円ということで、価格帯を理由に使い始めました。

井上さん(男性・仮名):高校2年生のとき、ビラ配りで受験サプリを知りました。そのときは、過去問が利用できるなどといった無料機能を見て、あまり深く考えずダウンロードしました。

 私は医学部志望なのですが、受験について真剣に考えるようになってから古典が必要なことがわかりました。すでに予備校に通っているので、古典はダウンロードしておいた受験サプリを試してみようと考えたのが使い始めたきっかけです。

--スマホやタブレットを使っての学習や講義映像など、初めて体験する学習方法に不安を感じたところはありましたか。

山田さん:私の場合は、予備校に通うという選択肢がなかったので、新しい学習方法を不安に感じるというよりは、この価格帯での選択肢をありがたく思いました。

井上さん:私の場合は、映像授業を取り入れている塾に通っていましたので、デジタル機器で映像動画を見て勉強するということには慣れていました。その一方で、受験サプリが非常に安いというところが最初は不安でした。私が利用を始めたときは、1か月間の無料キャンペーンが実施されていたので、無料で使ってみて判断しようと思いました。

--今行っている受験勉強で「受験サプリ」をどのように利用していますか。

山田さん:受講講座は、現代文、英文法、TOEIC対策、AO・推薦対策、小論文、世界史です。私は、AO・推薦を考えているので、自分に合った講座を選んでいます。勉強方法については、1日1講座(約90分)を目標に行っていますが、学校が始まると部活も忙しいため週末に調整しています。

 講義動画を見るのは学校の自習部屋や家が多く、スマートフォンとイヤホンを使って動画を見ながら、テキストにノートをとっていくようにしています。1時間の講義動画でも、メモをとるために一時停止したり、わかりにくい部分を巻き戻したりするので、1.4倍速で動画が再生できる機能が効率的です。また、講義動画は、何回でも見ることができるため、復習や予習だけでなく、学校の授業で学習したところも講義動画で確認します。
《湯浅大資》

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