「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会は、日本科学技術振興財団と共催で、「教員のための理科実験スキルアップ講座」を物理・地学・生物・化学の4分野で11月23日・24日に開催する。 青少年のための科学の祭典は、科学技術の進歩で世界に貢献してきた日本が現在抱える中・高生の理科嫌いを、実験の場を提供することで科学の面白さを少しでも知ってもらい、子どもたちの可能性を大きく伸ばしていきたいとの考えから1992年にスタートした体験型イベントだ。 今年2回目となる同講座では、そんな熱い思いを持った実行委員の先生方が豊富な経験と確かな理論的裏打ちや細かな実験演示テクニックを駆使。授業や社会教育活動ですぐに役立つ実践的な実験を学ぶことができるという。 分野別にみると、物理では「光」の分野の基本事項について高校の物理分野にスムーズに繋がる学習指導法を探り、地学では「火成岩のつくり」、生物では「植物の体のつくりの観察(単子葉植物と双子葉植物)」、化学では中学で学ぶ「化学変化とイオン」や「化学変化と原子・分子」について実験を通して詳しく解説する。◆教員のための理科実験スキルアップ講座~ベテラン教師による実践的理科実験の極意の伝授~日時:【物理】11月23日(日・祝)10:30~12:15【地学】11月23日(日・祝)13:30~15:15【生物】11月24日(月・振休)10:30~12:15【化学】11月24日(月・振休)13:30~15:15場所:科学技術館6F 実験工房対象:小・中学校で理科を担当している教員で実験に苦手意識がある方、科学教室の講師を目指している方、教員を目指す学生など募集人数:各分野20人程度(先着順)参加費:1講座1,000円(同日に2講座受ける場合は1,500円)申込方法:参加申込書に記入の上、EメールまたはFAXで申し込む。申込締切:11月19日(水)必着