ベネッセが英語教室ミネルヴァを子会社化、英語教育事業を強化

 ベネッセホールディングスは10月20日、子ども向け英語教室「こども英会話のミネルヴァ」を展開するミネルヴァインテリジェンス(ミネルヴァ)の発行済み全株式を取得したと発表した。ミネルヴァは11月4日にベネッセHDの100%子会社となる予定。

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 ベネッセホールディングスは10月20日、子ども向け英語教室「こども英会話のミネルヴァ」を展開するミネルヴァインテリジェンス(ミネルヴァ)の発行済み全株式を取得したと発表した。ミネルヴァは11月4日にベネッセHDの100%子会社となる予定。

 ベネッセグループは、子ども向け英語教育事業として、幼児から中学生向け英語教室事業「Benesseこども英語教室」を行っており、講師の自宅や学習塾との提携を中心に約1,400教室を展開。また、英語学習用の通信教育事業として、幼児向けの「Worldwide Kids」「こどもちゃれんじEnglish」などを提供している。さらに、ベネッセグループのベルリッツ・ジャパンでは、社会人・法人向けに加え、幼児向け、子ども向け、教育機関向けの外国人講師による英会話レッスンも拡充している。

 一方、ミネルヴァは、首都圏、関西圏を中心に2014年10月末時点で約400教室の子ども向け英語教室「こども英会話のミネルヴァ」を展開。特にショッピングセンターなど複合商業施設への出店に注力している。

 英語教育を取り巻く環境変化に対応するため、ベネッセHDはミネルヴァを子会社化することにより、ベネッセ、ベルリッツ、ミネルヴァ3社の子ども向け英語教育のノウハウや教材、拠点などを効果的に融合、全体の拠点数を増加させつつ、各エリア単位で多様な教室を展開していくという。
《工藤めぐみ》

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