【中学受験2015】西村則康氏に聞く…変動する中受事情とサンデーショック

 ここ数年の「受験生の増減」、2015年に起こる「サンデーショック」、そして「午後入試の増加」などをキーワードにして、「塾ソムリエ」として活躍中の西村則康氏の助言をもとに2015年の中学受験を見てみたい。

教育・受験 受験
西村則康氏
  • 西村則康氏
  • 西村氏の著書「中学受験は親が9割」
 年々変化する中学受験事情。2015年、首都圏の中学受験を取り巻く環境は大きく変化することが予想される。ここ数年の「受験生の増減」、2015年に起こる「サンデーショック」、そして「午後入試の増加」などをキーワードにして、30年以上の中学・高校受験指導の実績を持ち、「塾ソムリエ」として活躍中の西村則康氏の助言をもとに見てみたい。

◆2015年の受験生は増える? 減る?

 西村氏によると、受験者の総数はわずかに減る傾向だが、学校ごとの変動が大きいそうだ。気になる難関校(四谷大塚 合不合判定テスト偏差値63前後の学校)については、受験者の増減はないと語る。むしろ塾の受験対策が強化されており、より難しくなっているようだ。

 時代を反映してか、附属校の人気が復活している。これは家庭方針の二極化が進んだ結果だと見ることができる。子どもに難関大学や医学部を目指してほしいと思う家庭がある一方で、6年間を伸び伸びと過ごしてほしいと願ったり人脈を重視する家庭もある。

◆受験校の難易度は10年スパンで見る

 受験を取り巻く環境を見ると、中堅より上の層の難易度は10年スパンで大きく変動している。10年前にそうではなかった学校が、現在は上位校に名を連ねていることも多い。

 たとえば、受験生に兄弟がいる家庭では、上のお子さんが受験したときと状況が違っているので注意が必要だ。そして、上位校(四谷大塚偏差値60前後)では、親が子どもに合うか合わないか、学校選択において偏差値だけでなく、学習指導の厳しさなどを重視する傾向がある。同じ偏差値でも、学校の雰囲気や校風が子どもに合っているかなどで、受験校を決める傾向にあるという。

◆学校の情報を得る手段は多様化している

 インターネットが発達した現代では、簡単に学校について調べることができる。ネット等で情報収集したうえで、学校説明会に出向き、直接情報収集する保護者が多いそうだ。説明会に在校生がいて、彼らの説明を聞くと、直に学校の雰囲気を知ることができ、志望校を決めるひとつの材料になる。
《苅谷崇之》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)