アメリカ政府は、肥満による健康被害の注意喚起を目的としたビデオゲームに、1000万ドル以上の予算を投じていると米メディアが報じています。これらのゲームはアメリカ国立衛生研究所の主導で開発されており、2008年には『Escape from Diab』という900万ドル以上の予算を費やしたRPGタイトルを製作しています。『Escape from Diab』は、5人の少年少女達が、肥満の王が支配するジャンクフードの自動販売機だらけの国から脱出するという内容となっています。現在、アメリカ国立衛生研究所は170万ドル以上の予算を組み、ベイラー医学大学とともに新たにゲームの研究を行っているとのことです。自ら体を動かすWii Fitなどと違い、健康被害の啓蒙目的として作られているこれらのゲームですが、実際の健康被害問題にどれくらいの効果があったのか気になるところです。