【大学受験2015】東大合格者に聞く入試当日の準備方法

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 長期間の受験勉強を経て臨む入試当日、これまでの努力を最大限発揮できる状態で臨みたいところだ。受験票や必要な筆記用具の確認から、温度調整のしやすい服選び、緊張を和らげる方法など、東京大学の現役大学生に入試当日の対策を聞いた。

 東大法学部4年生の女性は、自身の経験から「余裕をもって起床したこと、朝ごはんをしっかり食べたこと」が良かったと答える。脳は起きてから活動するまでしばらくの時間が必要。少し余裕をもって起床し、試験会場に足を運ぶことが、落ち着いて試験に集中するための対策として必要なようだ。

 経済学部4年生の男性は、昼食が大切だったと語る。昼食は、変に縁起を担がず、食べなれたもので、体調に影響のないものを食べた方が安心だとアドバイス。そのほか、温度調整できる服、秒針のついた腕時計などにも気を使ったようだ。

 加えて、センター試験のように2日間に渡って入試が行われる場合は、1日目の後の過ごし方にも注意が必要だ。入試前には十分な睡眠が必要なため、1日目の後無理に暗記を詰め込むよりは、しっかりと睡眠時間を確保した方が良いと男性は語る。

 2次試験2日目の朝、会場に向かう電車内で突如イスラームの文化史を曖昧にしていたことに気づいた法学部4年の女性は、そこから試験開始直前までに一問一答でイスラームの文化史を頭に詰め込んだと話す。偶然にもその年の第1問でイスラームの文化史が出題され、信じられない思いで問題用紙を眺めたのが印象的だったようだ。

 試験当日の緊張は当たり前で周りが気になってそわそわし、最後の追いこみをしたところで頭に入らず、字面を追うのが精一杯ということも多い。そういった環境の中でも法学部4年の学生は、諦めず、最後の最後まで粘れるかどうかが合否の別れ道になってくるように思うとコメントした。

 入試当日に余裕をもって起床し、しっかりと朝食が食べられるよう、睡眠時間の確保と前日の準備は大切だ。入試当日は、朝食と昼食に意識し、可能な限り緊張感を和らげることができるよう余裕をもって会場に行くことも必須だろう。最後までイスラームの文化史の勉強を続けた法学部4年生の場合、曖昧な状態で不安を残すより、最後の詰め込みが緊張感の和らげになったのだろう。

 2015年度のセンター試験は、受験科目数の増加や、出題範囲の拡大など変更点の多い入試となる。可能な限りの事前準備を行い、入試当日にこれまでの努力の成果を発揮できるよう、身体の準備も整えておきたい。
《北原梨津子》

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