玉川学園は、新キャンパスの完成とともに、正門の玉川池のほとりに3本のツリーを設置。これらのツリーを中心に、芸術学部メディア・デザイン学科のプロジェクトチームが授業の一環としてイルミネーション演出を行っている。直接ツリーに電飾を取り付けるのではなく、照明と霧の演出をコンピューターで制御するなど、大学生ならではの試みが魅力的だ。点灯は、16時30分から22時の間で、12月25日まで行われる。 聖学院大学のクリスマスツリー点灯式は地域の風物詩となっているようだ。約1,000人の来場者が訪れた点灯式でライトアップされたツリーは、1月4日まで毎日16時30分から21時30分までの間楽しむことができる。また、聖学院大学のツリーがデザインされたクリスマスカードも販売しており、1セット200円(税込、送料無料)にて提供している。 同志社大学は、11月21日に今出川校地、12月1日に京田辺校地でクリスマスイルミネーションの点灯式を行った。今出川校地のツリーは、彰栄館・同志社礼拝堂・良心館に囲まれたヒマラヤ杉が2014年のクリスマスツリーとして飾られ、京田辺校地のツリーは前年に引き続きローム記念館前に植えられた高さ15メートルのモミノキとなった。ともに12月25日までイルミネーションが点灯され、京田辺ではキャンパス外からもツリーのイルミネーションを見上げることができる。 大阪市立大学は、キャンパス内のけやき通りを青と白のイルミネーションで飾り、「市大イルミウォーク」として来校者を迎える。理学部附属植物園では、前年に引き続き12月23日にクリスマスのアートイベントを開催。植物園の広大な自然をイルミネーションとさまざまなアートパフォーマンスが来園者を楽しませるという。 クリスマスシーズンは、全国各地の大学キャンパスも鮮やかに彩られる。大学生が演出に関わることも多く、通常とは異なるキャンパスの楽しみ方を一般と共有する機会でもある。クリスマスを機に、いつもと違う大学を楽しんでほしい。