小学校の学習指導要領実施状況調査、10年前より学力・意欲が向上

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調査の概要
  • 調査の概要
  • 前回との同一問題の正答率の比較
  • ペーパーテスト調査結果(国語)
  • ペーパーテスト調査結果(算数)
  • 「学習が好きだ」という質問について児童の回答
  • 「学習をすれば、普段の生活に役立つ」という質問について児童の回答
  • 教師質問紙調査のポイント
 国立教育政策研究所は2月12日、「小学校学習指導要領実施状況調査」の結果を発表した。平成15年の前回調査と比べ、ペーパーテストの正答率が上昇し、「学習をすれば、普段の生活に役立つ」「学習が好きだ」という肯定的な回答が増えていることがわかった。

 同調査は、小学校の学習指導要領を検証するために実施。911校の小学4~6年生11万1,797人を対象にペーパーテスト調査を行い、あわせて児童、教師、学校長を対象とした質問紙調査を行った。調査実施日は平成25年2月18日~3月8日。

 ペーパーテスト調査では、平成15年(学習指導要領改訂前)の前回調査と比べて、正答率が上昇したのは45問中23問、差がなかったのは13問、低下したのは9問。半数以上の問題で正答率が上昇した。

 教科別に見ると、国語は「目的や意図に応じて、相手の話の内容を聞き取ることは相当数の児童ができているが、目的に応じて文章を要約するなど課題解決に向けて主体的に文章を読むことは課題がある」。算数は「等しい比について考え説明することは相当数の児童ができているが、目的に応じてグラフを用いて考え説明することは課題がある」という。

 質問紙調査では、「学習をすれば、普段の生活に役立つ」「学習が好きだ」という質問について、平成15年の前回調査と比べて、多くの教科・学年で児童の肯定的な回答の割合が高くなっている。また、教師の9割以上が「学習指導要領改訂の基本方針を意識した授業や言語活動を重視した授業を行っている」と回答した。
《工藤めぐみ》

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