大阪府教育委員会は2月17日16時、平成27年度大阪府立高等学校前期入学者選抜の願書締切時点での志願者数、倍率を発表した。普通科(全日制)の倍率は3.31倍、専門学科(全日制)合計は1.55倍で、文理学科は3.04倍となった。 2月16日の中間発表時点での普通科(全日制)の倍率は3.29倍、専門学科(全日制)合計は1.52倍だった。 17日16時時点で、全日制の課程普通科(総合選択制を含み、単位制高等学校を除く)の志願者数は、募集人員6,340名に対し、志願者数は20,984名で、倍率は3.31倍となった。 全日制の課程専門学科の志願者数は、募集人員10,680名に対し、志願者数は16,521名で、倍率は1.55倍となった。専門学科のうち、もっとも倍率が高かったのは文理学科で、募集人員1,600名に対し、志願者数は4,871名で、3.04倍となった。 文理学科のうち、志願倍率の高い学校は北野高校3.08倍、茨木高校3.00倍、天王寺高校3.03倍、三国丘高校3.08倍など。もっとも倍率が高かったのは豊中高校で、3.45倍。 2015年に大阪府により設置された「エンパワメントスクール」である全日制の課程総合学科3校の倍率は、それぞれ西成高校1.19倍、長吉高校2.06倍、箕面東高校1.44倍。 大阪府立高等学校前期入学者選抜の学力検査は2月23日に行われ、3月2日に合格発表が行われる。志願者数は集計が進み次第順次更新される模様だ。