【高校受験2015】東京都立高校入試<理科>講評…やや易化

教育・受験 受験

東京都立高校、講評(理科)
  • 東京都立高校、講評(理科)
  • 平成27年度都立高等学校入学者選抜の受検状況
 平成27(2015)年度東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が2月24日に実施された。リセマムは、難関高校に高い合格実績をもつSAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、共通問題の「理科」の講評を速報する。数学、英語、国語、社会についても同様に掲載する。

◆共通問題<理科>講評(SAPIX中学部 提供)

 東京都立高の入試問題は、小問集合の大問が2題、地学、生物、化学、物理の大問が1題ずつの6題構成となっています。東京都立高の近年の特徴としては、次の3つが挙げられます。まずよく見る実験や観察の内容について、正確に理解できているかどうかを確かめる問題が中心であること、次に初めて見る内容でも文章をよく読み、その場で理解できるかどうかをはかる問題が増えていること、また文章記述や作図の問題により表現力を問うていることです。2015年の入試問題もこれらの特徴は変わりませんでしたが、2014年入試と比べて全体として解きやすい問題が多くなりました。また、小問数が26問から25問となり、配点がすべて4点となったのは採点のしやすさを考慮してのことと考えられます。

(1)小問集合(物理、化学、生物、地学)
 無セキツイ動物や胞子植物の基礎知識と、天体やイオン、電流の基本的なしくみの理解を確認する問題です。

(2)小問集合(物理、化学、生物、地学)
 問1の密度の計算や問4の天気図を選ぶ問題はやや難しく、得点差がついたと考えられます。問2の神経系、問3の音については基本的な問題でした。

(3)地質、岩石(地学)
 地質や岩石についての基本的な問題です。近年、地学の大問で難しいものが出題される傾向がありましたが、今回は基本的な問題が中心でした。

(4)植物(生物)
 光合成の実験についての典型的な問題です。光合成の実験についてきちんと理解できていれば、十分に対応できる問題です。

(5)化学変化(化学)
 マグネシウムと塩酸の反応について、しくみを正確に理解しているかどうかを確かめる問題です。問3は、2つの結果をふまえて解答するためやや難しく、得点差がついたと考えられます。

(6)力、運動(物理)
 力と物体の運動について、やや見慣れない実験ではありますが、問われている内容は基本的なものです。速さのグラフの作図の際には、問題文をよく読み、対応することが求められました。


理科:問題 正答

 このレポートは2015年2月25日(入試翌日)に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。なお、SAPIX中学部は、3月に入試分析会、4月に入試問題分析会を下記の日程で開催する予定。進学指導重点校をはじめ難関都立の出題傾向や対策法を分析した「東京都立高校 入試予想問題集」も販売している。

・2015 高校入試分析会(国私立難関高・東京都立トップ高)
3月14日(土)、代々木ゼミナール本部校 代ゼミタワー(新宿)
3月22日(日)、代々木ゼミナール本部校 代ゼミタワー(新宿)
3月22日(日)、サピックスホール(東京)
3月22日(日)、代々木ゼミナール 立川北口受験プラザ(立川)

・入試問題分析会(開成・筑駒高/慶應女子高/学芸大附高)
4月12日(日)、代ゼミタワー

・入試問題分析会(都立日比谷・西・国立高)
4月26日(日)、代ゼミタワー
《湯浅大資》

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