【高校受験2015】大阪府立高校入試後期<国語>講評…設問は基本的

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 平成27(2015)年度の大阪府立高等学校後期入学者選抜の学力検査が3月16日に行われた。近畿圏で多数の塾を展開する第一ゼミナールの協力を得て、実施された学力検査より国語の問題を講評する。

◆後期選抜<国語>講評(第一ゼミナール提供)

 問題構成は過年度同様で、試験時間50分の中で、作文(300字以内)を含め、現代文2題、古文1題と大問形式での漢字の書き取りが出題されました。設問はすべて基本的なものであり、従来の大阪府公立高校(後期選抜)の形式に則ったものでしたので、十分に対策を講じた受験生には解きやすく感じたのではないでしょうか。

一 現代文 櫂未知子『俳句力 上達までの最短コース』
 俳句を作る際に添削という過程を経ることの意義について書かれた文章です。設問は漢字の読み取り、選択問題、空欄補充の抜き出し・空欄補充の記述問題より構成されています。記述問題の文字数は「50字程度」とありますが、空欄補充の記述問題である以上、設問の条件をヒントにすれば容易に文章中より抜き出せます。

二 古文
 月夜に開かれた歌会での和歌を詠む場面について書かれた文章です。本文の場面に至るまでのあらすじや口語訳が書かれている部分がありますので、それを手がかりとして読みすすめていきましょう。設問は、動作主、本文中での語句の意味、助詞「の」について、空欄補充の記述問題で構成されています。また、記述問題は、「15字程度」で書くものですが、設問で提示された和歌をヒントに解答していきます。

三 現代文 松浦弥太郎『さよならは小さい声で』
 他人と接する際に、ほめ言葉をそえることについて書かれた文章です。設問は漢字の読み取り、副詞の空欄補充、語句の意味、本文内容についての選択問題、50字程度記述問題より構成されています。本文中には傍線部の設定がありません。したがって、設問をよく読み、解答を探す範囲をしっかりと絞り込んでいく必要があります。設問に書かれている表現と同一の内容を探していくと、解答箇所までたどり着きます。

四 漢字 書き取り
 漢字書き取りのみの大問です。過年度通り平易なものでしたが、日常的に「トメ・ハネ・ハライ」に注意して、練習していくことが必要です。

五 作文 300字
 「磨く」ということばから思い浮かべることについて考えを述べる設問です。設問の後に「条件」が添えられるのでこれに従って書きすすめなければなりません。またこの形式は、大阪府の傾向にもなりつつあります。文章構成は、具体的内容(自分の体験)とまとめの構成で記述していきます。


 第一ゼミナールは、近畿圏を中心に小学生から高校生を対象に集団・個別指導塾を展開している。独自の教育メソッドである意欲喚起教育EMS(the Educational Method of Self-motivation)を展開し、生徒の学習意欲を高め、成績向上に結びつける教育を推進するとしている。
《編集部》

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