中央大学理工学部では、8月21日に後楽園キャンパスで中高生向けの「サイエンスセミナー」を開催する。参加は無料で、事前の申込みが必要となっている。全9コースの実験教室のほか、学食体験やTea Partyも行われる予定だという。 中央大学理工学部では、毎年夏に中高生を対象とした「サイエンスセミナー」を開催しており、最先端のサイエンスやテクノロジーが体験できる。大型の水路を利用した実験や、人工細胞、ロボット機器など、今年は9つの実験テーマが設けられている。 「水に関する災害と防災を学ぼう!」では、実験水路と流域の模型を使って、災害と防災について学ぶ。実験水路では、東日本大震災で起こった川を津波がのぼる現象を見学する。雨天時には、最新鋭のレーダーを使って雨のリアルタイム観測も行えるという。 「人工細胞をつくってみよう!」では、細胞をつくる研究について学ぶ。DNAが細胞膜にはいったものをつくるという。 「ロボット技術を応用した福祉機器を体験してみよう」では、障害者福祉の分野で応用されているロボット技術に注目。セミナーでは、手に麻痺を負った人のために開発された電動式革手袋を紹介、その仕組みについて学ぶ。 セミナーは、8月21日午前11時~午後5時まで。中央大学後楽園キャンパスで開催され、昼食付き。参加費は無料。対象は中高生で、事前にWebサイトやスマートフォン、携帯電話からの申込みが必要。申込みは7月7日まで。 各コースに定員が設けられており、募集定員を超えた場合は抽選となる。抽選結果は、7月中旬、当落に関わらず郵送で通知する。コースは第3希望まで応募ができる。応募は1人1件までとなり、複数の応募があった場合、最初の1件以外は無効となる。◆中央大学理工学部「サイエンスセミナー2015」日時:8月21日(金)11:00~17:00会場:中央大学後楽園キャンパス対象:中学生、高校生参加費:無料(昼食付き)スケジュール: 11:00~ 受付 11:30~ 開会式 12:00~ 昼食会 13:00~ 実験教室 16:00~ 修了式、Tea Party実験コース:A:止まらないコマを作ろう!(対象:中高生、定員:10名)B:水に関する災害と防災を学ぼう!(対象:中高生、定員:15名)C:人工細胞をつくってみよう!(対象:中高生、定員:6名)D:ロボット技術を応用した福祉機器を体験してみよう(対象:中高生、定員:10名)E:光で水素を出してみよう!(対象:中高生、定員:8名)F:人間の感性を測ってみよう(対象:中高生、定員:15名)G:折り紙と宇宙(対象:高校生のみ、定員:8名)H:空中に浮遊した粉の動きを光ファイバーを使って調べてみよう(対象:高校生のみ、定員:10名)I:脳はくまなく世界を見ているか(対象:高校生のみ、定員12名)※内容など詳細はホームページで見ることができる