文部科学省をはじめとした各府省庁等が連携し、子どもたちに業務説明や職場見学などを実施するイベント「子ども霞が関見学デー」が、7月29日と30日の2日間にわたって開催される。今年度は26の府省庁が参加予定だという。 同イベントは、小・中学生などに広く社会を知る体験活動の機会としてもらうとともに、各府省庁等の施策に対する理解を深めてもらうことを目的として、毎年夏休みに開催されている。職場見学のほか、各府省庁等の特色を生かしたプログラムが設けられ、親子のふれあいを深めながらさまざまな体験をしてもらいたいという。 当日は、子どもたちの興味にあわせて霞が関を自由に歩くことができるよう、参加者に各府省庁等のプログラムと地図が入った「日本国霞が関子ども旅券」(パスポート)を配付する。 文部科学省で過去に実施したものは、大臣と直接お話しすることができる「大臣室へようこそ」や、著名人を招いたトークショー、科学実験や科学展示、工作教室、体験教室など。今年度も各府省庁等で多数のプログラムを企画中だという。実施プログラム等の詳細については、文部科学省のホームページにて6月下旬頃に公表される予定。◆子ども霞が関見学デー日時:平成27年7月29日(水)・30日(木)対象:全国の小・中学生、幼児等(原則として保護者同伴)参加府省庁(予定):人事院、復興庁、内閣府、宮内庁、公正取引委員会、警察庁、特定個人情報保護委員会、金融庁、消費者庁、総務省、公害等調整委員会、法務省、外務省、財務省、国税庁、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、特許庁、国土交通省、気象庁、環境省、防衛省、会計検査院、国立国会図書館