2014年度TOEIC受験者数と平均スコアを発表…公開テスト平均582点

 日本でTOEICプログラムを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、2014年度受験者数と平均スコアを発表した。公開テスト平均スコアは582点。TOEIC Speaking & Writing(TOEIC S&W)の受験者は前年比163%と大幅に増加した。

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 日本でTOEICプログラムを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、2014年度受験者数と平均スコアを発表した。公開テスト平均スコアは582点。TOEIC Speaking & Writing(TOEIC S&W)の受験者は前年比163%と大幅に増加した。

 同協会は毎年、前年度のTOEICプログラムの公開テストと団体特別受験制度(IPテスト)のデータを集計、公表している。

 2014年度のTOEIC S&Wの公開テストとIPテストを合わせた受験者総数は2万4千人となり、前年度1万4700人と比べて6割以上の増加となった。TOEICテスト受験者総数は240万人で、前年度の236万1千人より101.7%に推移。入門編であるTOEIC Bridgeの受験者数は、20万5千人と前年度21万人より減少した。

 TOEICテストの公開テストのリスニング平均スコアは320点と2013年度の318点より2点上昇。リーディング平均スコアは262点と2013年度の263点を下回った。トータル平均スコアは582点。IPテストではリスニング259点で2013年度258点より上昇、リーディングは202点と2013年度205点を下回った。トータル平均スコアは461点。

 TOEIC S&Wでは、公開テストのスピーキング平均スコアは122.0点と2013年度123.4点より減少、ライティング平均スコアは139.0点と2013年度137.4点より上昇した。IPテストのスピーキング平均スコアは102.8点と前年度105.8点より3点の減少、ライテイング平均スコアは128.1点と前年度125.7点より2.4点上昇した。

 TOEIC Bridgeのトータル平均スコアは、公開テストでは130.2点と2013年度131.7点より減少、IPテストでは116.0点と前年度116.6点より減少となった。

 公式サイトでは受験者数や全体の平均スコアのほか、各プログラムの業種別・役職別データや、所属学校別・専攻別スコアなどを確認できる。
《勝田綾》

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