第18回「俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会」が8月21日から23日まで、愛媛県松山市で開催される。全国20都市28会場で開催された地方大会を勝ち抜いた28チームと、投句審査で選ばれた8チームの高校生が、「ことばのバトル」で日本一を目指す。 「俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会」は、全国各地の高校から参加者が集まる俳句の一大イベント。第18回大会は、全国20都市28会場で開催された地方大会と投句審査に、32都道府県・95校127チームがエントリーし、開催都市、会場数、都道府県数、学校数、チーム数のすべてが過去最多となった。 全国大会には、開成高校(東京都)や旭川東高校(北海道)など地方大会・投句審査を勝ち抜いた23都道府県の34校36チームが出場。そのうち、盛岡中央高校(岩手県)など8校8チームが初出場となる。 対戦方法は、5人1チームによる対抗戦で、制限時間内に句の披露と質疑応答を行う。両方の句に対して議論が終了したのち、複数の審判員が旗をあげて判定を行い、勝敗が決定する。判定は、それぞれの俳句の作品ポイント(10点満点)と、互いの俳句に対する鑑賞ポイント(最大3点の加点)の合計ポイントで決まるという。 全国大会は8月21日から23日の3日間、正岡子規をはじめ著名な俳人を数多く輩出した俳句のまち・愛媛県松山市で行われる。松山市は、市内各所で「ことば」の展示、展覧会やシンポジウムを開催する「街はことばのミュージアム」事業を行っている。2014年には俳句甲子園が第17回大会を迎え、俳句の17音にちなみ「俳都松山宣言」を発表している。◆第18回俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会開催日程:8月21日(金)~23日(日)開催都市:愛媛県松山市出場チーム:23都道府県34校36チーム