数検、1級・準1級問題集を刷新…1問ごとに解説付き

 日本数学検定協会は、数学検定完全解説問題集「発見」シリーズの1級と準1級の第2版を刊行した。過去問題の収録内容をすべて刷新し、解説が1問ごとについているのが特長。どちらもB5版で1級は2,000円(税抜)、準1級は1,800円(税抜)。

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刷新された1級と準1級の問題集
  • 刷新された1級と準1級の問題集
  • 1級問題集の目次
  • 1級問題集の解答と解説
  • 日本数学検定協会
 日本数学検定協会は、数学検定完全解説問題集「発見」シリーズの1級と準1級の第2版を刊行した。過去問題の収録内容をすべて刷新し、解説が1問ごとについているのが特長。どちらもB5版で1級は2,000円(税抜)、準1級は1,800円(税抜)。

 同協会は6月に実施した数学検定で、小学2年生が高校3年生程度の内容の準1級に史上最年少で合格したことを公表して話題となった。今回刊行した「完全解説問題集 発見1級」と「完全解説問題集 発見準1級」は、出題傾向を把握し本番前の総仕上げとして活用できる。

 「発見」シリーズは、1問ごとの解説を同協会が認定する「数学コーチャー」が中心となって執筆。数学コーチャーは、学校での学習支援や塾の指導をおもに行っている算数・数学を指導するエキスパートのことで、同協会が認定し活動支援を行っている。

 刷新版は、大きめのB版サイズで文字が見やすくなっている。空いているスペースに書き込みながら学習することも可能という。1級の過去問題は7回分、準1級は8回分を掲載している。

 第1回(1992年)の数学検定受検者は5,500人だったが、2006年以降は年間30万人を超え、同検定を実施する学校や教育機関の団体は16,000を超えている。
《田中志実》

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