【高校受験2015】福岡県立高校入試、得点率や出題方針など結果発表

 福岡県教育委員会は8月3日、平成27年度県立高等学校入学者選抜学力検査の結果概要について発表した。国語・数学・社会・理科・英語・数学追加の各教科の得点率や出題方針について詳しく知ることができる。

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平成27年度福岡県立高校入試の得点率
  • 平成27年度福岡県立高校入試の得点率
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  • 平成27年度福岡県立高校入試の出題傾向
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 福岡県教育委員会は8月3日、平成27年度県立高等学校入学者選抜学力検査の結果概要について発表した。国語・数学・社会・理科・英語・数学追加の各教科の得点率や出題方針について詳しく知ることができる。

 平成27年度福岡県立高校入試の国語問題は、基礎的知識を活用して問題を解く能力を見るために、説明的文章、古典、文学的文章、作文の4分野にわたって出題。学校の授業を着実に学習すれば成果が十分に生かされる出題方針であったという。国語の全体得点率は平成26年度より3.3ポイントアップの59.9%。文学的文章の得点率が47.9%と設問の中でもっとも低い得点率であった。

 数学についても、国語同様、基礎的知識を活用して問題を解く能力を見るために学校の授業を着実に学習すれば成果が十分に生かされる内容を出題。直観力・論理的な思考力を見るようできる限り易から難といった設問で、計算、文章題、関数、図形など広い範囲から出題された。数学の全体得点率は前年度10.6ポイントアップの56.0%と大幅に向上した。

 また、英語については、中学1~3年までの英語の学習内容全般にわたるコミュニケーション能力の基礎を見るために、概要や要点を適切に理解する力や自分の考えなどを相手に正しく伝える表現力などを見るような設問を出題。英語の全体得点率は前年度0.7ポイントアップの51.6%と、少し改善したものの数学追加をのぞく5教科でもっとも低い得点率であった。

 平成27年度福岡県立高校入学者選抜の結果については県のホームページに詳しく記載されており、理科や社会についても出題方針や得点率などを見ることができる。
《畑山望》

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