【大学受験2016】Kei-Net、東大・京大の推薦・特色出願状況…新設大学情報も

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は11月11日、入試・教育トピックスに東京大推薦入試・京都大特色入試の出願者数や倍率などをまとめた出願状況を掲載した。また、2017年度新設大学認可申請状況を掲載、短大から4年制大学への転換が進んでいるという。

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は11月11日、入試・教育トピックスに東京大推薦入試・京都大特色入試の出願者数や倍率などをまとめた出願状況を掲載した。また、2017年度新設大学認可申請状況を掲載、短大から4年制大学への転換が進んでいるという。

 「東京大推薦入試・京都大特色入試 出願状況」では、2大学の募集人員、出願者数、倍率などをまとめている。東京大学の推薦入試は11月6日に出願締切となった。約100名の募集人員に対し173名(11月9日現在)が出願し、全体の志願倍率は1.7倍。学部別の志願倍率も掲載しており、志願倍率が3倍を超えているのは、教養学部(3.4倍)、理学部(3.2倍)、医学部医学科(3.0倍)。

 東京大学の現時点の出願状況数は出願書類の受領数であり、今後、学部ごとに出願資格などの審査が行われ志願者数が確定する。なお、Kei-Netは1倍を切っている経済学部(0.7倍)、薬学部(0.8倍)の2学部に関する動向も掲載している。

 京都大学の特色入試も、同じく11月6日に出願が締め切られた。88名の募集人員に対し292名(11月9日現在)が出願し、全体の志願倍率は3.3倍。学部別の志願倍率では、総合人間学部(5.8倍)、文学部(4.0倍)、教育学部(4.2倍)、理学部(11.8倍)、農学部(6.7倍)で、4.0倍以上となった。また、10月に出願を締め切った学力型AO方式を実施する学部の1次選考合格者数も、あわせて掲載している。

 「2017年度新設大学認可申請状況」は、文部科学省が公表した2017年度開設予定大学等の設置認可申請一覧(10月末までの申請分)をまとめたもの。2017年度は、4年制大学6校、短期大学2校、大学院大学1校が許可申請を行っており、4年制大学6校のうち5大学が医療系の大学だった。早ければ、2016年8月に認可が下りる予定。

 4年制大学では、北海道千歳リハビリテーション大学、岩手保健医療大学、福井医療大学、一宮研伸大学、大阪キリスト教学院大学、福岡看護大学。短期大学では、東京歯科大学短期大学、ユマニテク短期大学、大学院大学では、社会情報大学院大学。なお、福井医療大学、一宮研伸大学は既存短大を募集停止、大阪キリスト教学院大学は系列短大の入学定員を縮小して新設しており、短大から4年制大学への転換が進んでいると分析している。

 このほか、「Kei-Net」では、入試日程に関する情報や私立大学・短期大学の受験料一覧、大学別学習アドバイスなどを掲載している。
《黄金崎綾乃》

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