【大学受験2017】明大経営学部「英語4技能試験活用型」、40名募集

 明治大学は11月27日、2017年度より経営学部一般選抜入試の一部で実施する「英語4技能試験活用型」(仮称)の試験について、募集人員や活用方法などを発表した。募集人員は40名で、入試の英語試験免除や指定の英語資格・検定試験のスコア等に応じた加点などが行われる。

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  • 資格・検定試験CEFRとの対照表(文部科学省認定)
 明治大学は11月27日、2017年度より経営学部一般選抜入試の一部で実施する「英語4技能試験活用型」(仮称)の試験について、募集人員や活用方法などを発表した。募集人員は40名で、入試の英語試験免除や指定の英語資格・検定試験のスコア等に応じた加点などが行われる。

 明治大学経営学部は2015年7月に、2017年度より一般選抜入試において部分的に英語4技能を評価できる英語資格・検定試験を活用する。活用する資格・検定試験は、「IELTS」「TEAP」「TOEFL iBT」「TOEIC」「TOEIC S&W」「実用英語技能検定(4技能試験に限る)」としている。

 「英語4技能試験活用型」(仮称)の試験の募集人員は40名。具体的な活用方法は、指定の英語資格・検定試験のいずれかにおいて一定の基準を上回る受験者に対し、一般選抜入試の英語試験を免除する。また、「国語」「地理歴史、公民、数学」の2科目の合計得点に英語資格・検定試験のスコア等に応じた加点を行い、総合得点により合否を判定するという。

 なお、スコア等のレベルについては、文部科学省の「資格・検定試験CEFRとの対照表」をもとに設定するという。基準となるスコア等および加点方法については、今後同大学Webサイトで発表予定。

  英語資格・検定試験の一部を大学入試に活用する動きとして、TEAPを入試に導入する動きが活発化している。2016年度からは青山学院大学、中央大学経済学部と法学部、南山大学がTEAPを導入し 上智大学も2017年度入試ではすべての学部学科で出願資格をTEAPの4技能に変更することを発表している。さらに、2017年度は筑波大学医学類の推薦入試、早稲田大学文化構想学部・文学部の一般入試で導入が予定されている。
《荻田和子》

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