【中学受験2016】四谷大塚に聞く、首都圏中学受験の最新動向

 2016年の中学入試も、残すところあと1カ月となった。首都圏の中学受験の2016年の傾向から、特徴のある私学のポイント、さらに受験当日のアドバイスまで、創立61年の歴史と中学受験の実績をもつ四谷大塚情報本部の本部長代行の岩崎隆義氏に話を聞いた。

教育・受験 小学生
四谷大塚の質問風景(提供:四谷大塚)
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◆第1志望、男女別トップ10校

--男子・女子の人気校と、一般的な併願パターンを教えてください。

 男子では早稲田が一番人気です。早稲田大学に進学する選択肢があり、東大への合格率も2桁です。ついで武蔵、開成、芝、早稲田実業、浅野学園、麻布、慶應普通部、海城、早稲田学院が、ほぼ定番の10校です。

 女子では女子学院が人気のトップです。吉祥女子、豊島岡、鴎友、雙葉、桜蔭、洗足学園、頌栄、早稲田実業、フェリスの全10校。以上は、四谷大塚の模試での第1志望ランキング上位校です。

■トップ校と併願校の主なパターン■

 代表的な併願パターンとしては以下のとおりです。

【男子】
第1志望:開成
第2志望:渋谷教育幕張、筑波大駒場、芝、聖光学院など

第1志望:筑波大駒場
第2志望:開成、渋谷教育幕張、聖光学院、芝など

【女子】
第1志望:桜蔭
第2志望:浦和明の星女子、慶應中等部、筑波大付属など

第1志望:慶應中等部
第2志望:慶應湘南藤沢、浦和明の星女子、豊島岡女子など

--公立中高一貫校は、私立難関校の併願校の位置づけでしょうか。

 データを見る限り、私学の併願として捉えられていますね。位置づけとしては国立に近いと思います。

 たとえば神奈川の横浜サイエンスフロンティアの中高一貫校化には、最初の対象となる小学5年生がすでに注目していますね。特に初年度は「受けてみよう」ということで応募が集まることもあり、公立の倍率は6倍と言われています。そうなった場合、小学校の勉強だけでは合格するのが難しく、基本は私学併願組の学校になりつつあります。

 適性検査の試験は公開されているので、保護者の方はぜひチェックして、果たして小学校の勉強だけで解けるものかどうか確認してみてください。

【次ページ】「第1志望校は譲らず、合格できる受験」
《相川いずみ》

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