2015年の世相反映…創作四字熟語「責任十代」「波乱番号」など発表

 住友生命は12月16日、2015年の「創作四字熟語」入選作品50編を発表した。選挙権の18歳引き下げやマイナンバー制度導入など世間を騒がせたニュースや、福山雅治、五郎丸歩といった話題の人を題材にした四字熟語など、2015年の世相を反映したものが多く選ばれた。

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住友生命「創作四字熟語」
  • 住友生命「創作四字熟語」
  • 優秀作品10編
  • 優秀作品10編
  • 入選作品「政治」ジャンル
  • 入選作品「社会」ジャンル
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 住友生命は12月16日、2015年の「創作四字熟語」入選作品50編を発表した。選挙権の18歳引き下げやマイナンバー制度導入など世間を騒がせたニュースや、福山雅治、五郎丸歩といった話題の人を題材にした四字熟語など、2015年の世相を反映したものが多く選ばれた。

 創作四字熟語は、住友生命が毎年年末にその年の世相を反映した四字熟語を募集する恒例企画で、今回で26回目となる。2015年は9月18日~11月4日の期間に作品を募集し、全国から9,857作品もの応募が寄せられた。審査員は歌人の俵万智氏が務めている。

 優秀作品10編には、選挙権の18歳引き下げにちなんで「責任十代(せきにんじゅうだい)」、マイナンバー制度導入への不安をにじませた「波乱番号(はらんばんごう)」、マンションの杭打ちデータ偽装問題を取り上げた「柱途半端(ちゅうとはんぱ)」、年々盛んになるハロウィーンのようすを表した「仮装狂騒(かそうきょうそう)」などが選ばれた。

 また、多くの女性が悲しんだミュージシャンの福山雅治の結婚から「福婚非嬢(ふくこんひじょう)」や、ラグビーW杯での活躍や五郎丸ポーズで大人気となった五郎丸歩選手のキック姿を表現した「蹴姿一貫(しゅうしいっかん)」など、2015年に多くの話題を集めた人物の四字熟語も選ばれた。

 応募作品は、「政治」「経済」「社会」「国際情勢」「文化・スポーツ」「流行・芸能」の6ジャンルに分けられており、2015年は2,728作品と「社会」がもっとも多く、災害や寝台特急運行終了、同性パートナーなどをテーマにした作品が寄せられた。また、「政治」2,305作品、「文化・スポーツ」2,046作品とこちらも多くの作品が寄せられ、安保法案やマイナンバー制度、ラグビーW杯、ノーベル賞受賞などをテーマにした作品が見られた。

 住友生命のホームページでは創作四字熟語の特設ページを設けており、優秀作品10編のほか、入選作品40編、審査員講評、過去の作品などを掲載している。
《畑山望》

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