首都圏模試センターは、1月10日に実施した第5回「小5統一合判」の志望校別度数分布表および解答と解説をホームページに公表した。今回で小5対象の統一合判は最終回となる。志望者の平均偏差値は、開成62.4、桜蔭63.6など。 小5統一合判は、小学5年生を対象に年5回行われる模擬試験。毎回の成績の推移と、受験生のなかでの自分の位置を知り、継続して受けることで受験勉強の成果を確かめることができるという。小学5年生としては今回が最後の模試となるが、引き続き小6統一合判が4月から12月まで計6回実施される。 度数分布表は、男女別・五十音順で各学校を掲載しており、入試日や第一志望者数、平均偏差値、昨年との比較などが一覧にまとめられている。 度数分布表を見ると、男子御三家は、麻布が志望者数127人、第一志望51人、平均偏差値59.1。開成が志望者数72人、第一志望28人、平均偏差値62.4。武蔵が志望者数69人、第一志望24人、平均偏差値59.1となっている。 女子御三家は、桜蔭が志望者数38人、第一志望11人、平均偏差値63.6。女子学院が志望者数70人、第一志望29人、平均偏差値61.0。雙葉が志望者数29人、第一志望12人、平均偏差値60.9となっている。 度数分布表には、私立中学のほか公立中高一貫校についても掲載している。前年度との比較もできるため、今後の志望校決定に向け有効に活用できる内容となっている。