2/13-14は春の嵐で花粉も…受験生は交通機関の乱れに要注意

 日本気象協会は、2月13日から14日にかけて全国各地で「春一番」の観測が予想されると発表。急速に発達する低気圧の影響で強い雨を伴う春の嵐になるとともに、気温の上昇により花粉の飛散が急速に進む可能性があると予測し、注意を呼びかけている。

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強風への警戒期間
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 日本気象協会は、2月13日から14日にかけて全国各地で「春一番」の観測が予想されると発表。急速に発達する低気圧の影響で強い雨を伴う春の嵐になるとともに、気温の上昇により花粉の飛散が急速に進む可能性があると予測し、注意を呼びかけている。

 気象庁によると、「春一番」は「立春から春分までの間に広い範囲で初めて吹く、暖かく強い南よりの風」と定義しており、風速や気温などの条件と合わせ総合的に判断して発表されるという。

 2月13日から14日にかけては、低気圧が急速に発達しながら日本海を進み、日本の東で勢力を強める高気圧との間で等圧線の間隔がこみあうことで、九州から東北にかけての広い範囲で南風が強まる予想。これにより、太平洋側の地域を中心として、強風による交通機関の乱れなどに十分な注意が必要だという。当日入試に向かう受験生は、交通情報を確認し早めの行動を心がけたい。

 また、九州から東北では南風により季節外れの暖かさとなる予想。最高気温が20度以上となるところも多く、関東では条件次第で25度を超える夏日となる可能性もあるという。この暖かさで一気に花粉の飛散が進む可能性があり、花粉症の人は早めの対策をとるよう注意を呼びかけている。

 さらに、積雪の多い北日本や北陸から山陰では雪解けが進み、屋根からの落雪や山間部ではなだれの危険度が高くなるため、スキーなど冬山のレジャーでも十分な注意が必要だという。

 なお、2月13日には慶應義塾大学で経済学部・経済学科A方式とB方式の一般入試が実施される予定。首都圏で2月13日に入試を行う大学はほかに、成蹊大学、専修大学、中央大学、東京理科大学、日本大学、明治大学など。2月14日には早稲田大学スポーツ科や立教大学でも一般入試やセンター併用入試が行われる予定。
《荻田和子》

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