子どもの6割が「正しい鼻のかみ方」できず…中耳炎のリスクも

 意外と間違っているかもしれない、鼻のかみ方。エリエールを展開する大王製紙は、Webサイトの特集ページ「ハナイク(鼻育)」で正しい鼻のかみ方を紹介している。風邪や花粉で鼻水に悩まされる親子向けに、すぐにできる実践方法を伝える。

生活・健康 保護者
画像はイメージ
  • 画像はイメージ
  • 正しい鼻のかみ方
 意外と間違っているかもしれない、鼻のかみ方。エリエールを展開する大王製紙は、Webサイトの特集ページ「ハナイク(鼻育)」で正しい鼻のかみ方を紹介している。風邪や花粉で鼻水に悩まされる親子向けに、すぐにできる実践方法を伝える。

 大王製紙が1月15日・16日に行った「子どもの鼻の健康に関する意識調査」によると、正しい鼻のかみ方ができていた母親は5割だった。また、約6割の子どもも正しく鼻をかめていないことがわかった。大王製紙によれば、「鼻水・鼻づまりは集中力の低下につながる。間違った鼻のかみ方は健康リスクを招く可能性」があり、母親が早いうちから子どもに教える必要性がある。

 正しい鼻のかみ方のポイントは、全部で5つ。まず、反対側の鼻をおさえて、片方ずつかむ。両方の鼻を一緒にかむと、細菌やウイルスが含まれている鼻汁が鼻の奥に吸い込まれ、副鼻腔炎になることもあるため注意すること。

 次に、鼻水を押し出すために、しっかり口から息を吸う。

 鼻をかむときは、ゆっくり、少しずつ。このとき、力まかせにかんではいけない。鼻の中が傷ついて鼻血が出たり、耳が痛くなることもある。

 また、最後まで強くかみすぎないように注意する必要もある。ただし、ハナイクWebサイトによると、中途半端に鼻をかみ、鼻汁が残ると、その中で細菌やウイルスが増えてしまうそうだ。もちろん、子どもがしがちな鼻をほじる行為も厳禁。鼻をすする行為も、細菌やウイルスが含まれている鼻汁が鼻の奥に入ってしまったり、耳まで達して中耳炎の原因になることもあるため、子どもには避けさせたい。

 そして、大王製紙は最後のポイントとして「肌にやさしいティシュー(ティッシュ)」を使うようアドバイスしている。

 2月12日に発表された関東と九州南部の花粉シーズン入り。ネットでは「学校にボックスティッシュを持っていった」「キムワイプは絶対にティッシュがわりにするな」「ローションティッシュで世界が変わった」など、鼻をかむのに適したティッシュ談義に華が咲く時期であるようす。正しい鼻のかみ方を身につけるよう、親子で一度ハナイクを実践してみてはいかがだろうか。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top