千葉商科大「企業とつくるプロジェクト」から生まれた健康志向チョコ

 千葉商科大学商経学部の学生が、山形県立米沢商業高校およびロック製菓とチョコレート菓子を共同開発した「SANUS(サーヌス)チョコレート」を発売する。同学の「企業とつくるプロジェクト」の一環で生まれた商品だ。

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「SANUSチョコレート」の商品ラベル
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 千葉商科大学商経学部の学生が、山形県立米沢商業高校およびロック製菓と共同開発したチョコレート菓子「SANUS(サーヌス)チョコレート」を発売する。同学の「企業とつくるプロジェクト」の一環で生まれた商品だ。

 「企業とつくるプロジェクト」は千葉商科大学商経学部が2015年度から始めたプロジェクト。連携する企業や高校と協力し、学生が商品開発に挑戦する。これまでに千葉県立銚子商業高校や山崎製パン千葉工場、JA全農ちば、JAちばみどりと共同で「四角いメロンパン」を開発し、2015年11月に発売している。

 今回発売される「SANUSチョコレート」は、同学部が2015年7月にロック製菓と産学連携協定を結んだことをきっかけに開発が開始された。ロック製菓は純粋チョコレートを使用した商品を手がけており、今回の取り組みでは健康志向のチョコレート菓子を開発している。

 商品名にある「SANUS」は、ラテン語で「健康的な」を意味する言葉。砂糖不使用チョコレートと健康食品として人気のグラノーラを組み合わせ、甘味料としてパラチノースを使うことでローカロリーで甘みのある菓子に仕上げている。商品開発にはロック製菓の専門的なアドバイスはもちろん、米沢商業高校の生徒が試作品の評価やパッケージや価格に対する意見を出し、商品化の際に反映されている。

 発売は3月上旬。32g入りで価格は220円。

千葉商科大の産学連携事業から生まれた健康志向チョコ菓子

《こばやしあきら/H14》

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