◆手軽で安心な交通会社による見守りサービス 電車やバスを使っている場合、携帯電話以外に、交通会社の見守りサービスを使う方法もある。 東急電鉄や小田急電鉄が行っている子ども向けの見守りサービスは、各社の鉄道やバスにPASMOを使って乗った際、指定の駅を通過したタイミングで保護者にメールで知らせるというもの。 価格は、子ども1人につき月額500円。携帯電話と違い、PASMOのほかに子どもに持たせるものもなく初期費用もかからないため、通学や塾の往復などで沿線の駅を頻繁に使用している際にはとても便利だ。 キッズケータイを買ってみたものの、公園では携帯電話をベンチなどに放り出していたり、遊んでいる最中になくしてしまったりする子どもも少なくない。携帯電話を使用する際のマナーとあわせて、日常どのように身につけさせるかを、最初に子どもときちんと話し合い、家庭内のルールを決めておくことが重要だ。 子どもの通学や日ごろの活動範囲などを考え、家庭にあった見守りサービスを活用するのがよいだろう。