低年齢層の子どもの保護者、約7割は子どもにネットを使用

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 低年齢層の子どものネット利用実態と保護者の意識について、幼児保護者の64%、小学校低学年保護者の72%がなんらかの方法で子どもにインターネットを使わせていることが、安心ネットづくり促進協議会が4月14日に発表した調査アンケートにより明らかになった。

 「低年齢層の子どものネット利用実態とその保護者の意識実態調査」は、インターネットの利用環境を整備することを目的に設立した利用者・産業界・教育関係者などが集う組織「安心ネットづくり促進協議会」が、2015年12月7日~1月25日の期間に実施したもの。0歳~6歳の未就学児および小学校1年~3年までの低学年の保護者を対象とし、1,184人から回答を得た。

 調査では、保護者自身のインターネット利用と子どものインターネット利用についてアンケートを実施。子どものインターネット利用については幼児保護者の64%、小学校低学年保護者の72%が何かしらの機器を使用して子どもにインターネットを使わせていると回答。幼児ではスマートフォンが38%ともっとも多かったが、小学生ではスマートフォン、タブレット、ゲーム機の利用率が横並びとなり、利用機器の多様化傾向が見られた。

 子どもがインターネットを利用するタイミングは、幼児では「家族と一緒のとき」が84%と圧倒的に多く、ついで「外出先での待ち時間」27%、「保護者が仕事・家事などで手が離せないとき」18%に利用している状況が見られた。小学生でも「家族と一緒のとき」が89%と圧倒的だが、そのほか「兄弟・姉妹やいとこと一緒のとき」39%、「一人のとき」32%、「友達と一緒のとき(自宅内)」34%と、その利用状況には変化が見られた。

 子どもがインターネットを使ううえでの安心・安全対策については、幼児、小学生ともに「時間制限」が約半数となったが、小学生にあがり子ども専用の端末を持たせる、一人での利用が増えるなどの変化があることから、「フィルタリング」「端末機能制限(ペアレンタルコントロール)」「ネット接続制限」といった対策をとる割合が増える傾向にあった。ただし保護者と兼用で端末を利用している場合は、これらの対策も低い傾向にあった。

 安心ネットづくり促進協議会では、今回の調査結果の報告にとどまらず、青少年や保護者のインターネット・リテラシー向上に向けた各地での普及啓発活動や安心安全サービスの提供・改善につなげていくことを目指している。
《畑山望》

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