熊本地震、学生安否確認続く熊本大・東海大…大分大は4/18から通常授業

 熊本地震の発生を受け、東海大学の熊本キャンパス・阿蘇キャンパスと熊本大学はWebサイトで随時被害発生状況や対応を掲載している。大分大学は4月18日から通常通り授業を行う。

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photo by Masterpress/gettyimages
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 熊本地震の発生を受け、東海大学の熊本キャンパス・阿蘇キャンパスと熊本大学はWebサイトで随時被害発生状況や対応を掲載している。大分大学は4月18日から通常通り授業を行う。

 東海大学は4月17日、熊本県全域で発生した熊本地震により、地震発生から17日までに農学部の学生3名が死亡したことを発表した。4月17日13時45分現在では、熊本キャンパスと阿蘇キャンパスの学生総数2,290人中、2,139名の安全を確認しており、連絡がついていない学生についても引き続き安否の確認を行っている。

 4月17日17時現在、熊本大学では教職員5名が軽症を負っており、学生については5,777人の安全を確認した。また、五高記念館、化学実験場、工学部研究資料館に被害が出ており、現在は使用を中止し、立ち入りを規制している。

 両大学とも、Webサイトで最新状況を掲載するほか、まだ安否確認を行っていない学生に向け、日本語と英語で対応を呼びかけている。

 なお、大分大学は4月18日から通常通り授業を行うが、地震の影響で今後も交通機関の乱れが予想されるため、余裕を持った行動を呼びかけている。対応に変更があった場合は、同学教務情報システムの掲示板、公式Webサイト、Facebook、Twitterで最新情報を掲載する予定。大分大学では大分大学生をかたる不審電話の発生も確認されており、同大学は注意を促している。
《佐藤亜希》

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