ボローニャ国際児童図書見本市で注目…日本で今すぐ楽しめる作品4選

 4月4日から7日までの4日間、イタリア・ボローニャで開催された「ボローニャ国際児童図書見本市(Bologna Children's Book Fair、ボローニャブックフェア)」。ここでは、リセマム読者に向けに筆者が選んだ日本でも今すぐ楽しめる作品を紹介しよう。

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ボローニャ国際児童図書見本市の風景/出版イベント会場
  • ボローニャ国際児童図書見本市の風景/出版イベント会場
  • 駒形克己「日がのぼるとき」/手前中央の見開き、その奥は表紙
  • みやこしあきこ「よるのかえりみち」表紙
  • 駒形・みやこし両氏の受賞作も飾られるショーケース
  • フェア内でのみやこしあきこ氏サイン会
  • 今村正樹氏 偕成社の出版ブースで
  • 「LOOPIMAL」操作風景
  • 「CHOMP」作品イメージ
 4月4日から7日の4日間、イタリア・ボローニャで開催された「ボローニャ国際児童図書見本市(Bologna Children's Book Fair、ボローニャブックフェア)」。この世界最大の児童書ブックフェアは、開催53回目を迎えた。

 2016年は見本市内で毎年開催される「ボローニャ国際絵本原画展」が50回目の節目を迎えた年でもあり、記念の特別回顧展が開かれたり、児童向けデジタルコンテンツを専門に扱うエリアが新設されたりと、話題豊富。

 同じ会場内で各種催しが同時多発的に繰り広げられることもボローニャ国際児童図書見本市の特徴だ。出版部門、デジタル部門のそれぞれで優秀な作品を選ぶアワードも、その一例。出版部門は「ボローニャラガッツィ賞」ほかの複数の選考が行われ、デジタル部門は「ボローニャデジタルラガッツィ賞」が選出される。現地ではこれら各賞の授賞式や関連展示が行われた。

 選考を通過した受賞作品は、どの賞においてもそれぞれ個性的で、違った面白さを持つものばかり。さすがは最古の児童書見本市、集まる作品や作者の層の厚さには目を見張るものがある。ここでは、筆者が選んだ日本でも今すぐ楽しめる作品を紹介しよう。
《てらしまちはる》

てらしまちはる

ワークショッププランナー/コラムニスト/絵本ワークショップ研究者。東京学芸大学個人研究員。2022年3月に単行本『非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180』(秀和システム)を刊行。絵本とワークショップをライフワークとしている。アトリエ游主宰。

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