パナソニック、簡単操作のタッチパネル液晶ディスプレイ発表

 パナソニックは4月25日、電子黒板やホワイトボードとして教育現場などで利用できるタッチスクリーン液晶ディスプレイを発表した。よく使う機能のワンタッチ操作が可能で、色覚による個人差にも対応した。5月発売。

教育ICT 先生
タッチスクリーン液晶ディスプレイ「TH-80BF1J」「TH-65BF1J」「TH-50BF1J」
  • タッチスクリーン液晶ディスプレイ「TH-80BF1J」「TH-65BF1J」「TH-50BF1J」
  • 第7回教育ITソリューションEXPO
 パナソニックは4月25日、電子黒板やホワイトボードとして教育現場などで利用できるタッチスクリーン液晶ディスプレイを発表した。よく使う機能のワンタッチ操作が可能で、色覚による個人差にも対応した。5月発売。

 パナソニックが発表したタッチスクリーン液晶ディスプレイは、教育のIT化などを背景に、誰にでも使いやすく、多くの人に見やすいデザインである電子黒板として開発された。

 ワンタッチで簡単操作可能なメニューバーを採用し、「入力切替え」「ペンツール」「拡大ツール」「音量」などよく使う機能は直接起動できる。常時表示されるメニューバーには、パソコンやUSBメモリなど使用頻度の高い入力を最大4つ登録でき、入力ソースの切替えがスムーズに行えるため、授業やプレゼンテーションに集中しやすい。

 ペンの色などを選択する描画ツールや、ディスプレイ本体の電源ランプ、各種設定メニューやリモコンなどはカラーユニバーサルデザインに対応しており、日本全体では約320万人以上いるとされる純色の赤や緑が見えにくい(区別しにくい)人々にも、色覚の個人差を意識することなく利用できるよう色を配色した。

 今後、教育現場でのIT機器活用の頻度が増えることを想定し、ワイヤレス機能を搭載。インテルPro WiDi搭載により、インテルPro WiDiに対応したWindowsパソコンやAndroidデバイスから、文書、ビデオ、Webサイトなどのコンテンツをワイヤレスで転送して表示することができる。「会議管理モード」機能では、最大10人までの接続が可能。

 画面サイズ80V型(2,032mm)、65V型(1,638mm)、50V型(1,257mm)の3モデル。解像度は1,920×1,080画素、最大12点のマルチタッチ。価格はオープン。5月18日から20日に東京ビッグサイトで開催される「第7回教育ITソリューションEXPO」への出展も予定している。

◆パナソニック「タッチスクリーン液晶ディスプレイ」
品番:TH-80BF1J(80V型)/TH-65BF1J(65V型)/TH-50BF1J(50V型)
本体希望小売価格:オープン価格
発売日:5月
《勝田綾》

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