第30回管理栄養士国家試験合格発表、合格率は44.7%

 厚生労働省は5月10日、平成28年3月20日に実施した「第30回管理栄養士国家試験」の合格発表を行った。受験者19,086人のうち合格者は8,538人で、合格率は前年度より11ポイント低い44.7%。

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第30回管理栄養士国家試験の合格状況
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 厚生労働省は5月10日、平成28年3月20日に実施した「第30回管理栄養士国家試験」の合格発表を行った。受験者19,086人のうち合格者は8,538人で、合格率は前年度より11ポイント低い44.7%。管理栄養士養成課程の新卒の合格率は、85.1%だった。

 試験は3月20日、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県、沖縄県の全国8地区で実施。合格発表は、厚生労働省のホームページや各試験地の臨時事務所国家試験担当窓口において行われた。

 受験者は19,086人と前年度より798人減り、合格者も8,538人と前年度より2,530人減少した。合格率は44.7%で、前年度の55.7%より11ポイント下がった。合格基準は、配点を1問1点として、総合点199点中119点以上。

 学校区分別では、管理栄養士養成課程の新卒の受験者は9,015人、合格者は7,673人、合格率は85.1%。管理栄養士養成課程の既卒の受験者は 1,656人、合格者は90人、合格率は5.4%。栄養士養成課程の既卒の受験者は8,415人、合格者は775人、合格率は9.2%だった。

 なお、午前の問10は正解となる選択肢がないため全員を正解として採点。午前の問60は、設問文が不明瞭との理由から採点対象から除外されている。

 厚生労働省のWebサイトでは、試験の正答表や個別の理由で採点を行った問題についても公開している。
《奥山直美》

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