小中学生を対象とした「子ども航空宇宙教室」が7月と8月、名古屋市工業研究所で開催される。飛行機の工作や実験、講演などを通して、航空宇宙への技術や知識を学ぶことができ、夏休みの自由研究にもぴったりだという。3日間連続の教室で、7月コースと8月コースがある。 名古屋市は、飛行機やロケットなど航空宇宙に関係する企業が多く集積し、航空宇宙産業が盛んな地域。そのため、将来の航空宇宙産業をはじめとする次世代産業のすそ野を支える人材を育成しようと、平成25年度から夏休みに小中学生を対象とした「子ども航空宇宙教室」を名古屋市工業研究所で開催している。主催は、名古屋少年少女発明クラブ。 開催テーマは「飛行機に関するお話を聞き、飛行機を飛ばすための発射装置をつくろう」。テーマ監修は、愛知工業大学客員教授の佐伯平二氏。3日間連続の教室で、1日目に飛行機についての講演と実験があったあと、工作をスタート。バルサと紙を使って飛行機を作るほか、木材で発射装置本体を作り、電気配線にも挑戦。試験飛行を行い、最後は飛行機と発射装置を自分流にデコレーションする。名古屋市工業研究所の施設見学もある(自由参加)。 日程は、Aコースが7月25~27日、Bコースが8月1~3日。内容は各コース同じで、どちらか1つのコースに参加できる。時間は、午後1時から午後4時。場所は、名古屋市工業研究所。 対象は、小学4年生から中学生。参加費は6,000円(材料費込)。定員は、各コース48人。参加希望者は、往復はがきで名古屋少年少女発明クラブまで申し込む。申込みは、1人1回、同じはがきで2人まで申込みが可能。締切りは7月1日(当日消印有効)。◆子ども航空宇宙教室開催日程:【Aコース】7月25日(月)、26日(火)、27日(水)【Bコース】8月1日(月)、2日(火)、3日(水)時間:13:00~16:00場所:名古屋市工業研究所 管理棟 展示場(名古屋市熱田区六番3丁目4番41号)対象:小学4年生~中学生定員:各コース48名※応募者多数の場合は抽選参加費:6,000円(材料費込)申込方法:往復はがきで申し込む※1人1回(複数回の申込みは無効)※同じはがきで2名まで(兄弟・姉妹・友達)申込可締切り:7月1日(金)消印有効