国立天文台は、長野県野辺山高原にある野辺山宇宙電波観測所に新しい展示室「自然科学研究機構・野辺山展示室」が開館したと発表した。国立天文台が所属する、自然科学研究機構(NINS)の本部と、同機構に所属する国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所がそれぞれの活動をパネルや模型で紹介する。NINSや各機関それぞれの特徴が、ひとつの展示室に集められ、いちどきに見ることができる。夏休み期間中は「4D2Uシアター」も上映する。見学者数の多い野辺山宇宙電波観測所に設けることで、NINSや各機関の知名度アップを図る。展示室の開館は9月いっぱいの予定。