イタリアの受賞者58名の名作を紹介、国際子ども図書館10/25-12/25

 国際子ども図書館は10月25日から12月25日まで、展示会「こんにちは!イタリア―子どもの本のファンタジスタたち」を開催する。イタリア・アンデルセン賞を受賞した58名の作品として、国際子ども図書館所蔵のイタリアの児童書から約280点を紹介する。

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展示会「こんにちは!イタリア―子どもの本のファンタジスタたち」
  • 展示会「こんにちは!イタリア―子どもの本のファンタジスタたち」
  • 講演会「過去と未来をつなぐ バーバラ・マクリントックえほんの世界」
 国際子ども図書館は10月25日から12月25日まで、展示会「こんにちは!イタリア―子どもの本のファンタジスタたち」を開催する。イタリア・アンデルセン賞を受賞した58名の作品として、国際子ども図書館所蔵のイタリアの児童書から約280点を紹介する。

 イタリア・アンデルセン賞は、イタリアでもっとも優れた作家や画家に与えられるもの。展示会では、賞が創設された1982年から2015年までに受賞した58名の作品にスポットをあて、国際子ども図書館所蔵のイタリアの児童書から約280点をピックアップして展示する。

 展示資料は、ロベルト・インノチェンティが絵を担当している「ピノキオの冒険」、ブルーノ・ムナーリ作の「どうぶつうります」など。国際子ども図書館によると、豊かな色彩や大胆な構成の絵本には、生き生きとした登場人物の姿やイタリアの美しい景観が鮮やかに描かれている。また、豊かな想像力に富んだ物語が織り成す児童書からは、イタリアならではの魅力や世界観を知ることができるという。

 入場無料。時間は、午前9時半から午後5時。会場は、国際子ども図書館レンガ棟3階「本のミュージアム」。

 このほか、国際子ども図書館では11月19日、出版文化産業振興財団との共催で講演会「過去と未来をつなぐ バーバラ・マクリントックえほんの世界」を開催する。講師は、アメリカの絵本作家、バーバラ・マクリントック氏。自身の作品、アメリカでの絵本の状況などについて話をする。通訳付き。参加無料。事前申込制。対象は中学生以上で、定員100名。Webの申込フォームから申込みを受け付け、定員になり次第締め切る。

◆展示会「こんにちは!イタリア―子どもの本のファンタジスタたち」
期間:10月25日(火)~12月25日(日)
会期中の休館日:月曜日、毎月第3水曜日、国民の祝日・休日
会場:国際子ども図書館 レンガ棟3F 本のミュージアム
時間:9:30~17:00
入場料:無料

◆講演会「過去と未来をつなぐ バーバラ・マクリントックえほんの世界」
日時:11月19日(土)14:00~16:00(13:30受付開始)
場所:国際子ども図書館 アーチ棟1F 研修室1
対象:中学生以上
定員:100名
参加費:無料
申込方法:Webの申込フォームから事前に申し込む(先着順)
《奥山直美》

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