神奈川県企業庁は11月19日、相模原市にある津久井発電所にてオーバーホール見学会を開催する。オーバーホール中は、滅多に見ることができない「水車」や「発電機」などが外に出ていて、水力発電の仕組みを学ぶ、またとない機会となるという。対象は小学生以上の県内在住者。 神奈川県企業庁では、13の水力発電所で発電事業を行っている。その中でも3番目に大きい津久井発電所は、昭和18年に運転を開始した神奈川県営電気事業最初の発電所。年間で一般家庭約3万世帯分の電気量を発電している。オーバーホール(分解点検工事)は12年ぶりのことで、見学会当日は見学会のほか、県営電気事業の概要、役割などを説明する。 参加希望者は、県企業庁Webサイト「津久井発電所見学会 参加申込みフォーム」から申し込む。対象は小学生以上の神奈川県内在住者で、午前・午後の部で各20名が定員。小学生は保護者同伴となる。10月31日まで申込みを受け付けており、応募者多数の場合は抽選。◆津久井発電所オーバーホール見学会日時:2016年11月19日(土)午前の部/10:00~、午後の部/14:00~会場:津久井発電所(神奈川県相模原市緑区谷ヶ原2-11-1)対象:県内に住所を有する小学生以上の方※小学生は保護者の同伴が必要募集人数:各回20名申込み期間:2016年10月17日(月)~31日(月)申込み方法:神奈川県企業庁Webサイト「津久井発電所見学会 参加申込みフォーム」から申し込む