千葉大“飛び入学”対象学部を拡大、全国の大学実施状況

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千葉大学先進科学センター 飛び入学
  • 千葉大学先進科学センター 飛び入学
  • 文部科学省 平成28年度入試における飛び入学実施大学一覧
  • 飛び入学制度は園芸学部の植物生命科学分野にも拡大される
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 千葉大学は、2018年度(平成30年度)から飛び入学制度「先進科学プログラム」の実施分野を拡大し、園芸学部などの生命科学や化学分野でも導入する。世界に貢献する独創的な研究を担うことができる「若い才能」の発掘と、科学者の育成に力を入れていく。

 飛び入学制度「先進科学プログラム」とは、高校2年の修了後に通常より1年早く大学に入学できる制度のこと。若い才能を発掘し、科学者育成を促すねらい。千葉大学では1998年より導入されており、現在は理学部、工学部、文学部における「物理学」「物理化学・生命化学」「フロンティアテクノロジー」「人間探求」の4コースで実施されている。

 2018年度からは、園芸学部の植物生命科学分野や理・工学部の化学分野にこの制度を拡大する。よって、千葉大学では理科系学部の多くの分野で飛び入学が可能となる。優れた能力や資質をもつ若者が早い時期から研究の基礎となる学問を深く学べるようになることで、研究者などになるためのプログラムを整えていくという。

 入学時期は4月と9月。1998年~2016年までの志願者は353名で、合格者は86名。卒業生は63名で、そのうちの55名(87.3%)が千葉大学をはじめ東京大学、京都大学などの大学院進学の実績をもつ。

 教育再生実行会議は現在、子どもたちが大学入学後に優れた能力を大きく伸ばせるよう、大学や大学院への「飛び入学」制度のさらなる活用を検討している。

 文部科学省第34回教育再生実行会議が公表した資料によると、国内では飛び入学を平成9年度に制度化しており、現在は千葉大学を含む名城大学、成城大学、エリザベト音楽大学、会津大学、日本体育大学の一部の学部で飛び入学が実施されている。さらに、平成28年度入学者選抜からは京都大学と東京芸術大学も飛び入学制度を導入。平成28年度入試における飛び入学実施大学数は、合計8大学だった。

 大学への飛び入学については、文部科学省Webサイト内「大学・大学院、専門教育」も情報提供を行っている。
《編集部》

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