アメリカでプログラミング学習を推進しているCord.orgのプログラミング教育推進運動「Hour of Cord」が今年も開催された。Apple Japanの「Hour of Cord」ワークショップに小学2年生の子供と参加したレポートをお届けする。
教育ICT小学生
アメリカでプログラミング学習を推進しているCode.orgのプログラミング教育推進運動「Hour of Code」が2016年も開催された。「Hour of Code」では、1時間で学習できるプログラミングチャレンジとして、12月7日から13日までの「コンピューターサイエンス教育週間」に合わせ世界中でプログラミングワークショップを開催している。
今回使用した教材は、ディズニーが2016年冬に公開した新作映画「モアナと伝説の海」(日本では2017年3月公開予定)をモチーフにした「Moana: Wayfinding with Code」。海を舞台に、主人公のモアナたちと一緒にプログラミングで数々の問題を解決していく、というストーリー仕立てのプログラミング教材だ。「前に進む」や「よける」といった命令ブロックを並べ、コードを書いていくビジュアルプログラミングなので、幼児や初めてプログラミングを学ぶ子どもでも楽しみながらプログラミングを学べる。
Apple Japanの「Hour of Code」のイベントは、Apple Storeで無料のプログラミング学習ができるとあって、毎年人気が高い。先着順で受け付けるため、土日の回はすぐ埋まってしまうほどの盛況ぶりだ。参加を希望する場合は、毎年12月初旬のコンピューターサイエンス教育週間にあわせて開催されるため、11月中旬ごろからAppleのサイトをまめにのぞいて、申込みに備えておくのがおすすめだ。
Hour of Codeの教材は、家庭でも無料で学ぶことができる。今回使った「Moana: Wayfinding with Code」をはじめ、さまざまな教材がHour of Codeのサイトに公開されているので、興味のある場合はぜひ親子で挑戦してみてほしい。
《相川いずみ》