英語は学び始めるのは、「小学校入学前」までが良いと46.3%の保護者が考えていることが、朝日小学生新聞が実施した「英語教育に関する読者アンケート」によって明らかになった。さらに「小学3年生」まで広げると、72.7%にのぼる。 「英語教育に関する読者アンケート」は、2016年10月~11月に朝日小学生新聞紙上に質問を掲載し、保護者がWebサイトより回答。988人の有効回答を得た。 2020年度より、小学5・6年生で英語が教科になり、小学3・4年生で外国語活動が開始する。これを受けて、「小学校に英語教育を期待しているか」という質問に、「とてもしている」「まあしている」が合わせて50.2%。一方、「あまりしていない」「まったくしていない」が合わせて47.8%と、ほぼ半分に意見が分かれた。 英語を学び始める時期については、「小学校に入る前」が33.0%ともっとも多く、「乳児」13.3%と合わせると46.3%の保護者が「小学校入学前」に学ぶのが良いと考えていることがわかった。また、「小学3年生」までに広げると72.7%、「小学6年生」まででは87.7%となった。 今、させている体験は「英語塾に通う」が29.9%と最多となり、「本やDVDなどで英語に親しむ」23.4%、「テレビの英語番組を見る」18.4%、「その他」15.6%、「英語や外国文化に親しむイベントに参加する」12.3%と続いた。 また、小学生のうちにさせたい体験は、「英語や外国文化に親しむイベントに参加する」が55.1%ともっとも多く、ついで「本やDVDなどで英語に親しむ」34.1%、「テレビの英語番組を見る」26.8%、「英語塾に通う」24.1%、「ホームステイや留学」18.0%だった。