平成28年度(2016年度)第3回実用英語技能検定の2次試験が実施される2月19日は、浜松シティマラソンや京都マラソンなどの開催日にあたる。日本英語検定協会はWebサイトにて、受験生に交通機関の遅れなどに注意するよう呼びかけている。 影響が懸念されるのは、関西、九州、沖縄の会場。関西では、浜松シティマラソンによる浜松西高等学校、浜松学芸中学校・高等学校、京都マラソンによる京都市内すべての試験会場、泉州国際市民マラソンによる大阪府立佐野高等学校、泉大津市立小津中学校。 九州では、北九州マラソンによる北九州YMCA、東筑紫学園高等学校、福岡県立ひびき高等学校、熊本城マラソンによる熊本学園大学付属高等学校、開新高等学校。沖縄は、おきなわマラソンによる球陽高等学校、専門学校日経ビジネスとなっている。 試験は予定通り実施するが、受験票で案内している交通機関の運休や迂回運行、混雑によるバスの遅延が予想されるという。また、公道の通行は警察官や交通整理人の案内に従う必要があり、時間に余裕を持って来場することを勧めている。 各マラソンイベントのWebサイトから、交通規制情報などが確認できる。京都マラソンではバスの経路変更のほか、自転車や歩行者のコース横断も制限されるため、歩行者は歩道橋や地下鉄出入口などを利用するなどの協力を求めている。また、大会当日はWebサイトを通じて、交通規制状況を随時発信する。 なお、日本英語検定協会によると、マラソンの影響を受けて、受験生には通常より待つ時間が長くなることや、受験の順番が入れ替わる場合もあるという。