河合塾、日本の大学生の学習経験調査「JUES」開発…教育改善に活用

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JUES(日本の大学生の学習経験調査)
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 河合塾は、オーストラリア教育研究所(ACER)と協力し、学生の学習経験に着目し、学習成果の把握に利用できる学生調査「JUES(日本の大学生の学習経験調査)」を開発した。Webから簡単に回答できる調査で、共通の調査項目により参加大学と比較できる。

 学生の学習経験に着目した学生調査「JUES」は、学生の学習成果の評価の一側面を担い、大学教育の改善、質保証システムの推進に貢献することを目的の1つとしている。共通の調査項目を用いることで、自大学とJUES参加大学全体の結果を比較できるため、自大学の強みや特徴を相対的に把握でき、入試広報などにも活用できる。また、オーストラリアのUES(University Experience Survey・大学生調査)を参考としているので、オーストラリアの大学との国際比較もできる。

 JUESでは、「能力・スキルの向上」「学習への関わり」「学生支援」「学習リソース・学習環境」「教育の質」の5つの側面に注目。各設問をそれぞれの側面に対応する「スケール」としてまとめ、スコアを算出する。パソコンやスマートフォンなどから回答でき、メールやアンケート画面のURLを送るだけで調査ができるので担当者の負担も少ないという。設問は約80問で、オプションとして大学独自の設問を10問まで追加可能。想定回答時間は20分程度。原則、1年生と最終学年を対象としているが、ほかの学年でも実施できる。

 継続してJUESに参加することで、学生の経年変化や成長を把握できる。また、JUESの結果と、GPA、試験やレポートの成績などの教学データを結びつけられるほか、PROGテストや英語の学部試験、入試に関するデータを組み合わせた分析もできる(有料)。

 調査終了後約3週間で、自大学の学生の個別回答データと設問ごとの基礎集計データをまとめた1次レポートが納品される。翌年5月ごろには、自大学・参加大学分の設問ごとの基礎集計データとオンラインレポートをまとめた最終レポートが納品される。

 料金は、1回あたりの予定受験者数(ID発行数)に応じて設定されている。JUES導入についての相談・申込みは、KEIアドバンス教育事業戦略推進部にて受け付けている。なお、円滑な調査実施のため、調査開始希望日の6週間前までに問い合わせる必要がある。
《外岡紘代》

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