阿部和広氏が伝授、プログラミング授業の進め方…教員向け体験講座4/16

 角川アスキー総合研究所は、教員や教育関係者を対象に、小学生のプログラミング教育に関する講座「阿部和広先生とプログラミングを学んで授業に活かす体験講座」を4月16日に東京都千代田区内の角川第3本社ビルで開催する。参加費は1万円(税込)。

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阿部和広先生とプログラミングを学んで授業に活かす体験講座
  • 阿部和広先生とプログラミングを学んで授業に活かす体験講座
  • 講師の阿部和広先生
 角川アスキー総合研究所は、教員や教育関係者を対象に、小学生のプログラミング教育に関する講座「阿部和広先生とプログラミングを学んで授業に活かす体験講座」を4月16日に東京都千代田区内の角川第3本社ビルで開催する。参加費は1万円(税込)。

 2020年より実施予定の次期学習指導要領は、従来の「先生が教える教員主体の授業」から、児童・生徒が共同して学び取る「主体的・対話的で深い学び」に変わる。この考え方に基づき、小学校からのプログラミング教育がどうあるべきか議論されてきた。

 今回の講座では、世界的なプログラミング教育ブームの高まりを受けて始まった政府の成長戦略会議から、文科省の有識者会議、中教審を経て、プログラミング教育が何を目指して、どのように変わっていったかを見ていく。その変遷の課程で、プログラミング教育の先駆者たちの思想の中心にある、作ることで学ぶ「構築主義」について、具体例をあげながら明らかにしていくという。

 また、子ども向けのプログラミング言語として世界的に活用されている「Scratch(スクラッチ)」を使った演習を行う。この演習により、プログラミングの大きな特徴である「対話的に試行錯誤しながら目標に近づいていくこと」を体感できる。

 さらに、Scratchを小学1年生から6年生までの全学年に導入し、プログラミングの授業としてではなく、通常の授業で日常的に使っている公立小学校の事例を紹介する。

 講師の阿部和広氏は、Scratchによるプログラミング教育の第一人者で、NHKのEテレで放送のプログラミング教育番組「Why!?プログラミング」のプログラミング監修も担当。青山学院大学の客員教授を務め、近年は子ども向け講習会を多数開催している。著書に「小学生からはじめるわくわくプログラミング」(日経BP社)がある。

◆阿部和広先生とプログラミングを学んで授業に活かす体験講座
日時:2017年4月16日(日)13:00~17:00(12:30受付開始)
会場:角川第3本社ビル3F(東京都千代田区富士見1-8-19)
講師:阿部和広先生
対象:教師、学校およびプログラミング教育関係者※プログラミングの経験は問わない
募集人数:40人
参加費:10,000円(税込)
申込方法:Peatixの予約ページより申し込む
《工藤めぐみ》

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