危機管理対策やシステム開発サポートなど、ITビジネスを手がけるメソッドは、個人向け風評対策システム「SWAG for Personal」を4月6日にリリースした。利用料は無料。iOS 7.1以上に対応しており、Android版は現在開発中。 法務省が公表した「平成28年における『人権侵犯事件』の状況について」によると、インターネットを利用した人権侵犯事件は2012年~2016年の4年間で約3倍に増加しており、2016年の人権侵犯事件は過去最多となる1,909件にのぼる。今後も被害の増加が予想されており、自分自身の「ネットいじめ対策」や、家族や友人へのケアが必要になってくるという。 「SWAG for Personal」は、キーワード検索するだけで、インターネット上のネガティブな書き込みを手軽に検索できる無料アプリ。人工知能を使ってSNS・ネットいじめを早期発見・解決できるので、子どもの学校生活が気になる保護者にも役立つという。 人名やコミュニティ名など、検索したいキーワードを設定すると、キーワードに関する書き込みの検索結果から上位100件が一覧で表示される。「市価としようよ(無視しようよ)」「氏ね(死ね)」「肝い(気持ち悪い)」など、特殊なネット用語も人工知能を使って検索できる。 「2ちゃんねる」「知恵袋」「Twitter」などに対応しており、通常のWeb検索では見つけにくい書き込みもアプリ内の検索エンジンから一括して検索できる。また、各Webサイトの一般的な削除申請方法をアプリ内で解説しているので、専門知識がなくても個人で運営者に対して削除申請できる。◆SWAG for Personal公開日:2017年4月6日(木)対応環境:iOS 7.1以上 ※Android版は現在開発中利用料:無料対応サイト:2ちゃんねる、知恵袋、twitter、爆サイ、アメブロ、FC2ブログ、そのほか全般