【大学受験2018】複雑な同一日併願を一括検索「併願サーチ」公開

 ワイズネットは4月20日、全国の主要大学の併願リストが検索できる検索サイト「併願サーチ 2017年度版」を公開した。偏差値や受験科目、キャンパスなど、必要情報を入力すると、日付順に併願候補が表示される。2018年度用の入試日程は、秋ごろに公開予定。

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「併願サーチ 2017年版」 ※2018年度入試対応は秋ごろを予定
  • 「併願サーチ 2017年版」 ※2018年度入試対応は秋ごろを予定
  • 「併願サーチ 2017年版」PC版 同一日併願表示のサンプル
  • ワイズネット
 ワイズネットは4月20日、全国の主要大学の併願リストが検索できる検索サイト「併願サーチ 2017年度版」を公開した。偏差値や受験科目、キャンパスなど、必要情報を入力すると、日付順に併願候補が表示される。2018年度用の入試日程は、秋ごろに公開予定。

 昨今の大学受験市場は、少子化による影響も受け学生確保の競争が激しくなっており、大学はさまざまな生徒確保策を講じている。そのうちの一つ、「同一日併願」と呼ばれる入試方式は、同一日に同大学内で複数の学部や学科を併願できるという受験方式だ。現在では多くの大学が独自の同一日併願を取り入れており、パターンや方式の特色は複雑化傾向にあるという。

 ワイズネットは、多様化しつつある大学入試方式に着目し、この同一日併願に着目。複雑な同一日併願を含め、併願大学・学部・学科候補を把握できる検索サイト「併願サーチ 2017年度版」を公開した。併願サーチの機能は「総合検索」と「大学検索」のふたつ。

 「総合検索」では、偏差値、受験科目、キャンパス、受験地、入試期間などを設定すると、日付順に併願大学候補が表示される。同一日併願に対応しているため、どの学部・学科が受験できるのか、直感的に把握できるのが特徴。「大学検索」では、大学を指定して、学部もしくは受験科目を選択すると、受験可能な学部が表示される。

 4月20日現在は全国の国公立130校、私立156校、合計286校を対象としており、今後3年で全大学を掲載予定。また、現在は各大学の入試日やデータは2017年1~3月のものが表示されているが、ワイズネットは、今秋には2018年度入試情報へ対応するとしている。

 「併願サーチ 2017年版」はPCブラウザ版とスマートフォンブラウザ版に対応。スマートフォンアプリ版は5月にリリース予定。
《佐藤亜希》

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