大学での金融教育、モデル講義計画と資料を無料公開

 金融広報中央委員会は5月31日、大学における金融教育に関するモデル講義計画と講義資料をWebサイト「知るぽると」に掲載した。より多くの大学で金融教育が行われることを目的に提供するもので、講義資料は全15回分をダウンロードして使用できる。

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金融広報中央委員会「知るぽると」
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 金融広報中央委員会は5月31日、大学における金融教育に関するモデル講義計画と講義資料をWebサイト「知るぽると」に掲載した。より多くの大学で金融教育が行われることを目的に提供するもので、講義資料は全15回分をダウンロードして使用できる。

 金融広報中央委員会に設置されている金融経済教育推進会議では、「生活スキルとして最低限身に付けるべき金融リテラシー」の内容を具体化し、年齢層別に体系的かつ具体的に整理した「金融リテラシー・マップ」を作成している。さらに、これに基づいて大学における半期・15コマ(2単位相当)のモデル講義計画を作成し、金融経済教育推進会議の構成団体が一部の大学で出張講義を実施している。

 今回、大学生という社会人として自立するための能力を確立する時期に行う金融教育の重要性を踏まえ、このモデル講義計画と講義資料を金融広報中央委員会Webサイト「知るぽると」より提供。より多くの大学で金融教育が行われるべく、金融リテラシーに関する講義の実施を検討している人や実際に講義をしている人などに有意義に利用してもらいたいという。

 モデル講義計画は、第1回から第15回までテーマと講義資料、内容、参考資料を一覧表で掲載。各回の講義資料がダウンロードできるほか、全15回分の一括ダウンロードもできる。講義資料の使用にあたっては、留意事項をよく確認のうえ使用する。
《荻田和子》

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