第112回医師国家試験、日程短縮・全100問減…臨床実地を重視

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厚生労働省 医師国家試験の施行について
  • 厚生労働省 医師国家試験の施行について
  • 受験予定の方へ重要なお知らせ 第112回医師国家試験における変更点について(全文)
 厚生労働省は7月3日、平成30年(2018年)に実施する第112回医師国家試験について、出題数を合計500題から400題に減じ、試験日程は3日間から2日間へ変更することを発表した。配点と合格基準についても変更がある。

 第112回医師国家試験は、平成30年2月10日および11日に実施される国家試験。臨床上必要な医学および公衆衛生に関し、「医師として具有すべき知識及び技能」を試験する。

 第112回からのおもな変更点は4つ。出題数については、一般問題のうち必修問題以外の医学総論と医学各論から100題減じ、合計400題とする。試験日程は3日間から2日間に変更。試験時間は1日目、2日目ともに午前9時半から午後6時半までを予定している。

 配点については、必修問題以外の一般問題と臨床実地問題は、これまで1問3点だったものをともに1問1点採点に変更。合格基準については、必修問題以外の一般問題と臨床実地問題はこれまで各々に合格基準を設定していたが、第112回からは一般問題と臨床実地問題の得点の合計について合格基準を設定予定。

 試験内容の変更の方針について、医道審議会医師分科会医師国家試験改善検討部会は「今後の卒前教育や医療を取り巻く状況を踏まえ、具体的な方向性としては、単に知識を問う問題ではなく、例えば、症候から優先順位を考慮しつつ鑑別診断や治療方針の選択を進めていくという臨床医の思考過程に沿った、臨床的な応用力を問う問題を出題するため、出題傾向として「臨床実地問題」に、より重点をおくこととする」と説明。出題内容についても、内科、救急科、外科、麻酔科、小児科、産婦人科および精神科といった卒後臨床研修の現場で指導する者へ行ったヒアリングをもとに、高度な専門的事項を問う内容ではなく、指導医のもとで診察に従事するのに必要な知能および技能を問う水準とする方針を示している。

 医師国家試験の評価と改善について、改善の具体的事項や理由はすべて「医師国家試験改善検討部会報告書について」に関する報告書で確認できる。
《佐藤亜希》

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