旺文社教育情報センターは4月24日、医師や看護師、司法試験などの各種国家試験について、平成29年の結果を大学別にまとめてWebサイトに掲載した。医師国家試験の合格率は過去10年で最低だった。 大学別の国家試験結果一覧は、新卒の受験者数や合格者数、合格率など、平成29年の各種国家試験の結果を大学別にまとめたもの。国家試験は、医師と看護師、理学療法士・作業療法士、精神保健福祉士、獣医師、一級建築士(平成28年)、司法試験(平成28年)が現在掲載されている。 第111回医師国家試験は、平成27年が91.2%と前年比0.6ポイント増加、平成28年が91.5%とさらに0.3ポイント増加した。しかし、平成29年は88.7%と前年比2.8ポイント減少し、過去10年間で最低だった。 第106回看護師国家試験は、前年と比べて受験者が増加し、合格者が減少したため、合格率は88.5%と前年比0.9ポイント減少した。 今後は、歯科医師や薬剤師、国家公務員総合職試験(平成28年)、公立学校教員採用選考試験(平成28年)、国立大学教員養成課程就職率(平成28年)などの国家試験結果も掲載される予定だ。