H28年度の学校給食、国産食材使用は75.2%

 文部科学省が発表した平成28年度学校給食栄養報告の調査結果概要によると、学校給食における地場産物の使用割合は25.8%、国産食材の使用割合は75.2%であることがわかった。

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平成28年度学校給食における地場産物・国産食材使用割合
  • 平成28年度学校給食における地場産物・国産食材使用割合
  • 平成28年度学校給食における地場産物・国産食材使用割合(食材別)(一部)
 文部科学省が発表した平成28年度学校給食栄養報告の調査結果概要によると、学校給食における地場産物の使用割合は25.8%、国産食材の使用割合は75.2%であることがわかった。

 平成28年度学校給食栄養報告では、完全給食を実施する公立の小学校、中学校、夜間定時制高等学校および共同調理場435校(場)を対象に調査を実施。栄養素等摂取状況などは隔年調査のため、平成28年度は実施していない。なお、平成28年度調査では熊本地震の影響を考慮し、熊本県を本調査対象より除いている。

 平成28年度の学校給食における地場産物・国産食材を使用する割合は、都道府県内の食材を使用した地場産物の使用割合が単独調理場24.1%、共同調理場29.4%、全国平均25.8%。全国平均は25.8%だった。国産食材の使用割合は、単独調理場75.2%、共同調理場75.2%、全国平均75.2%だった。

 調査では食材別の地場産物・国産食材の使用割合も公開。あさつきやにがうり、スイカやメロンなどは国産食材の割合が高い傾向にある。地場産物としての割合は低いが、国産を用いている食材も多いことがわかる。一方、アーモンドなどのナッツ類やえび類は国産割合が低い。
《勝田綾》

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