【夏休み2017】グランプリはキネマ旬報に掲載、映画感想文コンクール

 映画雑誌「キネマ旬報」を刊行するキネマ旬報社は、小学生を対象とした「映画感想文コンクール2017」を開催する。同時に、札幌、柏、福岡、名古屋の4都市で「この世界の片隅に」の無料上映会も開催する。

教育・受験 小学生
映画感想文コンクール2017 映画と育む、コトバとココロ。
  • 映画感想文コンクール2017 映画と育む、コトバとココロ。
  • この世界の片隅に (C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
  • ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち (C) 2017 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All RightsReserved.
 映画雑誌「キネマ旬報」を刊行するキネマ旬報社は、小学生を対象とした「映画感想文コンクール2017」を開催する。同時に、札幌、柏、福岡、名古屋の4都市で「この世界の片隅に」の無料上映会も開催する。

 「映画感想文コンクール」は、全国の小学生を対象に、開催年の夏休み中に観賞した映画についての感想文を募集する。2017年は、各教育委員会からの後援を受ける地方大会の開催が、過去最大の21都道府県(2016年は15)に増え、小学校やレンタル店など、毎年設置、配布する応募用紙の数も過去最大となった。

 また、2017年は全国各地で無料の親子上映会を開催。札幌、柏、福岡、名古屋の4都市で「この世界の片隅に」を、東京では「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を上映する。

 コンクールの地方大会では、低中高学年の部それぞれ最優秀賞が各1編、優秀賞が各3編、そのほか特別賞などが選ばれる。また、全国大会では、地方大会の各部門最優秀者と、地方大会開催地域以外の応募者の中かから選ばれた優秀者の中から、低中高学年ごとのグランプリ、ゲオ賞やTUTAYA賞などの特別賞が選ばれるほか、全国から応募のあった団体から団体賞が選ばれる。受賞者の表彰式は2月12日、東京文京シビックホールにて開催される。

 応募方法は、劇場、レンタル、テレビ放送などで映画を見たのち感想文を書き、応募票を添えて郵送にて応募する。文字数は、低学年の部は400文字以内、中学年の部と高学年の部は800文字以内。締切は9月15日必着。

 「映画感想文コンクール」は、「映画と育む、コトバとココロ」をスローガンに、幼いうちから「映画」好きになってもらい、将来的な映画文化の発展と映画人口の拡大を目指す。映画を通じて感じたことを自分のことばで表現することが、子どもたちの映像を読み取る力、文章力、表現力を養い、他者とのコミュニケーション能力の向上につながるとしている。

◆映画感想文コンクール2017
参加対象:全国の小学生
応募締切:2017年9月15日(金)必着
対象作品:開催年の夏休み中に鑑賞した映画であれば、劇場、レンタル、テレビ放送など、鑑賞方法や映画の種類は問わない
文字数:
低学年の部/400文字以内
中、高学年の部/800文字以内
開催地域:
日本全国(北海道、宮城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、京都府、大阪府、兵庫県、鳥取県、岡山県、広島県、香川県、福岡県、大分県、熊本県の21都道府県では、地方大会を開催)
地方大会:
最優秀賞(低学年の部、中学年の部、高学年の部から各1編)
優秀賞(低学年の部、中学年の部、高学年の部から各3編)
特別賞
全国大会:
グランプリ(低学年の部、中学年の部、高学年の部から各1編)
特別賞(ゲオ賞、TUTAYA賞、東映賞、20世紀フォックス賞、ポニーキャニオン賞、ワーナーブラザーズ賞)
団体賞

【親子上映会「この世界の片隅に」】
(1)日時:2017年7月29日(土)
場所:札幌プラザ2.5(北海道札幌市)

(2)日時:2017年8月6日(日)
場所:キネマ旬報シアター(千葉県柏市)

(3)日時:2017年8月19日(土)
場所:都久志会館(福岡県福岡市)

(4)日時:2017年8月19日(土)
場所:屯田小学校(北海道札幌市)

(5)日時:2017年8月26日(土)
場所:中川コロナシネマワールド(愛知県名古屋市)

【親子上映会「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」】
(6)日時:2017年8月5日(土)
場所:昭和女子大学(「朝小サマースクール」内)
《編集部》

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