【夏休み2017】お盆の渋滞ランキング、高速道路1位は?

 国土交通省は7月14日、平成28年の「お盆期間の渋滞ランキング」を発表した。高速道路では「中国道(下り)中国池田~宝塚」、都市高速道路では「神戸線(上り)第二神明接続部~西宮JCT」、直轄道路では「国道16号 さいたま市 丸ケ崎交差点~宮ケ谷塔交差点」が1位だった。

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高速道路渋滞ランキング位置図
  • 高速道路渋滞ランキング位置図
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  • 直轄道路(1号~20号)渋滞ランキング位置図
  • 高速道路「IC区間別渋滞ランキング」
  • 都市高速道路「JCT区間別渋滞ランキング」
  • 直轄道路「路線別渋滞ランキング」(国道1号~3号)
  • 直轄道路「路線別渋滞ランキング」(国道4号~8号)
  • 直轄道路「路線別渋滞ランキング」(国道9号~13号)
 国土交通省は7月14日、平成28年の「お盆期間の渋滞ランキング」を発表した。高速道路では「中国道(下り)中国池田~宝塚」、都市高速道路では「神戸線(上り)第二神明接続部~西宮JCT」、直轄道路では「国道16号 さいたま市 丸ケ崎交差点~宮ケ谷塔交差点」が1位だった。

 「お盆の渋滞ランキング」は、国土交通省直轄道路(1号~20号)と東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、本州四国連絡高速道路、首都高速道路、阪神高速道路が管理する道路を対象に、各種交通データを活用して平成28年のお盆期間における渋滞損失時間などを取りまとめたもの。

 高速道路の「IC区間別渋滞ランキング」は、1位「中国自動車道(下り)中国池田~宝塚」、2位「中央自動車道(上り)大月~上野原」、3位「東名高速道路(上り)御殿場~大井松田」。大都市から地方部へ帰省や観光に利用する主要路線の区間が上位にランクインしている。

 NEXCO3社と本四高速における平成28年お盆期間の渋滞消失時間は、合計1,041万人・時間。高速道路を利用した1台あたり11分に相当する。上位30位の渋滞損失時間のうち、約8割が時速40km以下となる渋滞が発生。そのうち約7割が交通集中による渋滞であり、工事による渋滞は発生していない。また、交通事故を要因とする渋滞の割合が年間ランキングと比べて約1.6倍となっている。

 都市高速道路の「JCT区間別渋滞ランキング」は、1位「神戸線(上り)第二神明接続部~西宮JCT」、2位「神戸線(下り)西宮JCT~第二神明接続部」、3位「中央環状線(内回)葛西JCT~堀切JCT」。大都市中心から帰省や観光に利用する路線・区間が上位にランクインしている。

 直轄道路の「路線別渋滞ランキング」は、1位「国道16号 さいたま市 丸ケ崎交差点~宮ケ谷塔交差点」。このほか、「国道6号 東京都葛飾区 本田広小路交差点~青戸八丁目交差点」「国道16号 千葉県柏市 呼塚交差点~大井交差点」「国道10号 大分市 大道入口交差点~顕徳町2丁目交差点」などが多かった。沿岸部の海水浴場や都市部の花火大会など、イベント開催地の周辺区間がランクインしている。

 国土交通省は、道路の快適利用のため、渋滞回避、分散利用を呼びかけている。各高速道路会社で渋滞予測が公表されているので、分散利用などに活用してほしいとしている。
《外岡紘代》

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