AI型タブレット教材「Qubena」が練成会グループで採用

 人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が、北海道や東北で小・中・高校生を対象とした学習塾を展開する練成会グループで採用された。7月よりグループ内で5,000IDが導入されるという。

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人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」
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 人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が、北海道や東北で小・中・高校生を対象とした学習塾を展開する練成会グループで採用された。7月よりグループ内で5,000IDが導入されるという。

 教育の現場では、小学生で3割、中学生で5割、高校生で7割の児童・生徒が授業内容を理解できておらず、特に積み重ね学習が重要な算数・数学は理解の遅れを取り戻すのが難しいとされている。この状況を解決するには、つまずいたところまでさかのぼってマンツーマン指導を受けるのが理想だが、人件費などの事情で対策が取られていないのが実情だという。

 そこでCOMPASSは、人工知能を用いた算数・数学のタブレット教材「Qubena(キュビナ)」を開発した。Qubenaは、解答や解答プロセス、スピード、集中度、理解度など児童・生徒がタブレットに入力するあらゆる情報を収集、蓄積、解析して出題内容を個人に適応させる人工知能型タブレット教材。「生徒が理解していない概念は何か?」「何が得意で何が不得意なのか?」を解析し、ひとりひとりに合った問題を出題することにより、効率的な学習を支援する。

 AI(人工知能)技術の活用でより精度の高い学習内容・学習レベルの最適化を実現する「Qubena」の仕組みが評価され、このほど練成会で採用が決定した。7月よりグループ内で5,000IDが導入される。
《工藤めぐみ》

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